[新製品・サービス]

ニュースフラッシュ 新製品・サービス編(2010年8月号)

2010年8月2日(月)

1カ月間に発表された主要な新製品・サービスをご紹介する、ニュースフラッシュ 新製品・サービス編。ハードウェアやソフトウェア、システムの各分野から、12個の新製品・サービスを取り上げた。

ストレージ [ハードウェア]

バックアップデータを圧縮してストレージコスト削減

NECは2010年6月16日、バックアップ向けストレージ「iStorage HS3-20T」を発売した。重複排除技術と圧縮技術を組み合わせることで、データの特性によってはデータ容量を20分の1にできるという。これにより、2Uのきょう体に論理的には最大142TB分のデータを保存できる。3台のディスクが同時に故障してもデータ損失を回避する機能も備える。価格(税別)は298万円から。

パソコン操作監視 [ソフトウェア]

情報漏えいにつながる端末操作を未然に防止

富士通アドバンストエンジニアリングは2010年6月21日、PCの操作を監視するソフト「InfoBarrier」の新版を発表した。設定したポリシーに沿って、機密情報の印刷やUSBメモリーへのコピーなどを禁止できる。新版は資産管理機能を追加し、ウイルス対策ソフトの定義ファイル更新やソフトのバージョンアップ状況を把握できる。価格(税込)は39万9000円(サーバーにインストールするタイプ)。

帳票サービス [システム]

注文書や請求書などの各種帳票作成をクラウドで実施

日立製作所は2010年6月24日、帳票出力サービス「帳票スクエア」を発表した。同社のクラウドサービス「Harmonious Cloud」より提供する。100種以上の帳票サンプルを利用できるほか、これらを編集して独自フォーマットも作成可能。セールスフォース・ドットコムの「Salesforce CRM」の画面から事前登録した帳票を出力することもできる。月額料金は5万2500円から(50人分のライセンス含む)。

連結決算業務 [システム]

会計業務をクラウド化してシステムの運用コストを削減

ディーバは2010年6月30日、連結会計システムをクラウドで提供する「DivaSystem Managed Service」を発表した。同社の会計システム「DivaSystem」を伊藤忠テクノソリューションズのクラウドサービスを使って提供する。IFRS対応、決算早期化などにより懸念される会計システムの負荷増大を、クラウドの活用で回避する。価格は年額144万円から。DivaSystemのライセンス費は別途必要。

ビデオ会議システム [システム]

最大9拠点をクリアな画質/音質で接続

VTVジャパンは2010年7月1日、ビデオ会議システム「RADVISION SCOPIA XT1000シリーズ」を発売した。フルHD画質で映像を再生するほか、1920×1200の解像度でプレゼン資料を表示する。ノイズを除去するマイクを利用することで、小さな声も確実に伝えられるようにした。オプションのMCU(多地点接続)装置を用いれば、最大9拠点を同時に接続できる。価格(税別)は128万9000円から。

データベース活用 [ソフトウェア]

データベースに蓄積するデータを簡単検索

アシストは2010年7月1日、データベース検索ソフト「KeySQL7」を発売した。SQL文を意識することなく、マウスで検索条件を指定するだけでデータをデータベースから抽出できる。取り出したデータはエクセルに取り込め、編集し終えたデータをデータベースに戻すことも可能。データベースのメンテナンスにも役立つ。対象DBはOracle DBやSQL Server、IBM DB2など。価格(税別)は3万3000円から。

クラウド制御 [ソフトウェア]

パブリック/プライベートクラウド併用による運用負荷軽減

CSKシステムズは2010年7月2日、クラウド管理ソフト「PrimeCloud Controller」を発売した。米アマゾンのパブリッククラウド「Amazon EC2」とオープンソースソフト「Eucalyptus」で構築したプライベートクラウドを一元管理する。システムの起動や停止、リソースの割り当てなどを、クラウド環境の違いを意識することなく操作できる。価格は年間60万円から。

システム環境配布 [システム]

システム構築時のミドルウェアなどの配布作業を効率化

日本IBMは2010年7月6日、ハードウェアに割り当てるミドルウェアやアプリケーションの構成を管理するアプライアンス「IBM WebSphere CloudBurst Appliance V2.0」を発表した。ミドルウェアやデータベース、ネットワークの設定を事前に決めておくことで、何度でも同一環境を迅速に構築できる。新版は配布対象となるミドルウェアや仮想化ソフトを増やした。価格(税別)は643万5000円。

サーバー [ハードウェア]

サーバー運用時の消費電力削減を支援

日本HPは2010年7月8日、サーバー「HP ProLiant G7」シリーズの拡充を発表した。インテル製プロセサ「Xeon 7500番台」を4基搭載する「DL580」、8基搭載する「DL980」と、AMD「Opteron 6100シリーズ」を4基搭載する「DL585」を追加。全機種が消費電力の上限を固定したり、システム内の温度を最適化したりする機能を備え、省電力化を図っている。価格(税込)はDL580が121万650円など。

サーバー [ハードウェア]

パフォーマンス向上で高速処理が必要な業務をサポート

デルは2010年7月8日、ブレードサーバー「Dell PowerEdge M610x」を発表した。PCI Expressインタフェースを利用し、データ転送速度が1.5GB/秒となる高速SSD「ioDrive Duo」や、画像処理用チップの能力を演算処理に転用する「GPGPU」技術を取り入れた「NVIDIA Tesla」を接続できる。高速なデータベース処理やHPC用途での利用を想定する。価格(税込)は29万2110円から。

IaaS、DaaS [システム]

可用性と信頼性向上でクラウドの利用を促進

NTTコムウェアは2010年7月14日、サーバーなどのリソースを提供するIaaS「SmartCloud Resource Pool」と、デスクトップ環境を提供するDaaS「SmartCloud Desktop」を発表した。ハードウェアやOSの障害時に自動復旧する仕組みを備えるほか、複数のデータセンターにデータ/システムを配置することで事業継続性を高めている。前者の月額料金は4万4700円から、後者は1万500円から。

クラウドサービス [システム]

複数プロジェクトの実情を可視化して投資を最適化

システム管理製品大手のCA Technologiesは2010年7月15日、ITガバナンスやシステム開発など各種プロジェクトをネット上で一元管理できるクラウドコンピューティング製品を発表した。名称は「CA Clarity PPM On Demand」。複数のプロジェクトを対象にコストやリスク、必要な人材を可視化してIT投資の優先度を効率よく決められる。価格は50ユーザーで年間518万4000円から。

関連記事

ニュースフラッシュ 新製品・サービス編(2010年8月号)1カ月間に発表された主要な新製品・サービスをご紹介する、ニュースフラッシュ 新製品・サービス編。ハードウェアやソフトウェア、システムの各分野から、12個の新製品・サービスを取り上げた。

PAGE TOP