[技術解説]

BPMを支援する主要なツール PART06

2010年8月24日(火)

図解/実行/監視が主要領域 個別特化タイプからスイート製品まで選択肢が広がる BPMの実務は幅広い。そのため、一括りにBPM支援ツールといっても、適用範囲によって各種の製品がある。Part6ではモデル図の作成からプロセス実行、監視までの基本機能を備える製品を中心に紹介する。

BPMの支援を目的としたツールは多岐にわたる。そのカバー領域に焦点を当てると、大きく3つに分けられる。(1)業務プロセスを図解するモデリング系、(2)モデル図をシステムに反映させる実装・実行系、(3)稼働するプロセスを監視するモニタリング系、である。

最近は、これら機能をすべて盛り込むスイート製品として提供する動きが活発になりつつある。その一方で、実行エンジンとしての機能など、その製品のルーツとなる領域に軸足を置いて性能強化を図るベンダーもある。その場合も、簡易なモニタリング機能を実装するなど周辺機能を取り込む動きが活発だ。BPMツールをうたう主要な製品を、カテゴリ別に以下の表にまとめた。

スイート製品の中でも、どの業務の効率化を目指すかによって選択すべき製品は変わってくる。例えば、日立製作所の「uCosminexus Service Platform-WorkCoordinator」やJFEシステムズ提供の「Ultimus BPM Suite」は、申請などのワークフローの効率化を支援することに主眼を置いた製品だ。アドビ システムズ「Adobe LiveCycle Enterprise Suite」やEMCジャパンの「XCELERATED COMPOSITION PLATFORM SERVER」は業務プロセス内の作業で用いるドキュメントの運用効率化に強みを持つ製品である。

モデリングツールは「BPMN」と呼ぶ表記法に基づきモデル図を作成するものが主流だ。システムの実装・実行フェーズで使う言語「BPEL」への自動変換を考慮した機能である。モデリングの領域に関しては、コンサルティングサービスを提供するベンダーも多い。例えば、日立情報システムズは「QuickWin」と呼ぶ手法に基づき、業務プロセスの洗い出しからモデリングまでを20日間で実施するサービスを展開中。アシストは、独自の方法論「Tetra-Method」を駆使して業務やシステム、データを可視化するノウハウをユーザー企業に提供している。

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