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日本オラクル、分散メモリー型データ・キャッシュに新版、SQL似のクエリーが可能に

2010年8月10日(火)

日本オラクルは2010年8月10日、データベース・アクセスの結果をJavaアプリケーション・サーバー群のメモリーを使ってキャッシュするミドルウエアの新版「Oracle Coherence 3.6」を発表した。2010年9月上旬に提供開始する。新たに、SQLに似たクエリー言語を使えるようにした。価格は、Standard Editionで1CPUあたり50万円(税別)または1指名ユーザーあたり1万900円(税別)。

Oracle Coherenceは、KVS(Key-Valueストア)型の分散メモリー・キャッシュである。Javaアプリケーションとデータベース・サーバーの間に位置し、データベース・アクセスの結果(オブジェクト)をJavaアプリケーション側のメモリーにKVS型で格納する。専用のデータ・アクセスAPIを用いてアクセスする必要があるが、データベースに直接アクセスする場合と比べて高速に結果を得ることができる。

クラスタを構成する複数台のJavaアプリケーション・サーバー同士がメモリー内容の整合性をとることで、単一のメモリー・グリッドとして利用できるようにしている。Oracle Coherence自体は、Java VM上で動作するJavaアプリケーションであれば、WebLogic ServerなどのJavaアプリケーション・サーバー製品でなくても、組み込んで利用できる。データ・ソースとなるデータベースも、特に問わない。

新版では、KVSのインタフェースとして一般的なgetやputによる問い合わせに加えて、SQLに似たクエリー言語「Coherence Query Language」を利用できるようにした。これにより、条件に合致したデータを検索して取得できるほか、アプリケーションの開発生産性が高まる。新版ではさらに、運用管理機能を強化した。例えば、あるサービスを稼働させるために必要なリソースを設定しておき、サービスやリソースを自律的に制御する、といった運用が可能になった。

Oracle Coherenceに対してSQLに似たクエリーで問い合わせて結果を得たデモ画面
写真 Oracle Coherenceに対してSQLに似たクエリーで問い合わせて結果を得たデモ画面
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