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トレンドマイクロ、「ウイルスバスター コーポレートエディション 10.5」を発売

2010年8月24日(火)IT Leaders編集部

トレンドマイクロは2010年8月23日、企業向け総合セキュリティソフト「ウイルスバスター コーポレートエディション 10.5」を2010年9月15日より受注開始することを発表した。新バージョンでは、仮想デスクトップ環境のウイルス検索を最適化し、運用管理を強化した。

また同社は、クライアント・サーバのみでなくゲートウェイも含めた同社の法人向け製品を統合管理する「Trend Micro Control Manager 5.5」も同日に受注開始すると発表した。同社は、両製品による今後1年間の販売目標を180億円としている。

「ウイルスバスター コーポレートエディション 10.5」は、個々の仮想マシンに対するウイルス検索やパターンファイルをアップデートするタイミングを自動で調整すると共に、全ての仮想マシンで共通するOSやアプリケーションのテンプレートを最初に検索し、正常と判断された部分については個々のマシンの検索で検索対象から除外することで、CPUやHDDへの負荷を低減しながら、ウイルス検索時間を7割短縮した。また、クライアントPCの管理台数を従来の4倍に強化したため、システム管理者の管理工数とサーバの運用コストを低減できる。

さらに、統合管理ソフト「Trend Micro Control Manager 5.5」と連携することで、不正なWebサイトへのアクセス数など、脅威の検出、対策の状況をグラフィカルに表示できる。たとえば、自社の脅威状況を、同じ業界や世界の状況と比較し、自社に不足しているセキュリティ対策を把握することで、今後の対策方針の検討に役立てることができる。

両製品の出荷開始日は2010年9月17日。ウイルスバスター コーポレートエディション 10.5のラインナップ、1000クライアント購入時の1クライアントあたりの参考価格(税別)は以下のとおり。

  • Client/Server Suite Premium:3,300円
  • Client/Server Suite:2,230円
  • ウイルスバスター Corp. Client:1,900円
  • Server Protection for Windows:900円

トレンドマイクロ
http://jp.trendmicro.com/jp/home/

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