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ラネクシーが中規模向けデータ保護/復元ソフト「Cofio AIMstor」を販売

2010年8月25日(水)

ラネクシーは2010年8月25日、中小企業の事業継続を目的にデータの保護と復元に注力したディスク・ベースのデータ・バックアップ・ソフト「Cofio AIMstor」を発表した。バックアップ/リストアの手段を複数用意するとともに、GUIを用いてこれらの設定と操作を容易にした。2010年9月に販売開始する。

対象となるシステム規模は、サーバー1台から数十台程度まで。全5種類のライセンスを用意した。価格は、バックアップ対象サーバーが1台で機能拡張ができない最下位版「Single Server」が4万8000円(税別)、サーバー数を無制限に拡張可能で各種のオプション機能を追加可能な最上位版「Enterprise」が146万円(税別)から、など。

Cofio AIMstorの開発会社は、米Cofio Software。国内総販売代理店はノックスで、ラネクシーが販売と1次サポートを担当する。販売目標は、初年度5000~6000万円。ラネクシーでは、すでに取り扱っている米UltraBac Softwareのデータ・バックアップ・ソフト「UltraBac」を社員1000人以上の大規模向け、今回のCofio AIMstorを社員1000人程度までの小・中規模向けとして住み分ける。

複数の手段でデータ保護と復元に注力

Cofio AIMstorは、ネットワーク環境で動作する、ディスク・ベースのデータ・バックアップ・ソフトである。バックアップ・システムの構成要素は、バックアップ対象サーバー、バックアップ管理サーバー、バックアップ先となるディスク・ストレージ・サーバー、の3つで、それぞれに専用のソフトウエアを用意している。これに加えて、ミラーリング用のソフトウエアがある。

バックアップの手段は、大きく3つある。(1)バッチ処理による、スケジュール・バックアップおよびスナップ・ショット・バックアップ、(2)短時間間隔で増分データをコピーし続けることで直近のデータを複製するCDP(継続的データ保護)、(3)リアルタイムにデータを同期させるミラーリング、である。

リストア手段は、データ全体のリストアに加えて、メタデータを用いたファイル・サーバー風のインタフェースを使ったファイルの復元が可能。また、データに加えて、主に災害からの復旧を狙った機能として、OSや設定情報を含んだサーバー・イメージ全体のバックアップ/リストアができる。

CDPとイメージ・バックアップは、いずれも追加オプションによって利用可能になる機能である。このほかにも各種の追加オプションを用意しており、例えば、オプションでOracle/SQL ServerやExchange Serverなど特定アプリケーションのオンライン・バックアップも可能になる。

なお、バックアップ対象サーバー側で動作するエージェント・ソフトは、オプションを適用することなく、標準でバックアップ・データの重複排除機能を備える。重複排除によってバックアップ・データ量を削減できるほか、バックアップ対象サーバー側で重複を排除することにより、ネットワークに転送するデータ量を削減できる。

専用GUIエディタでバックアップ・ジョブを設計

個々のバックアップ・ジョブは、専用のGUIエディタを使って、フロー・チャート図を描くように設計する。具体的には、バックアップ対象サーバーのアイコンと、バックアップ先となるサーバーのアイコンを、バックアップ手段(バッチ処理、継続データ保護、ミラーリング)のアイコンでつなぐ。バックアップ手段のアイコンには、バックアップ条件などのポリシーを設定できる。

稼働OSは、以下の通り。バックアップ対象サーバー、バックアップ管理サーバー、バックアップ先のストレージ・サーバー、ミラーリング・ソフトのいずれも、同一のWindows OS環境またはLinux環境で動作する。具体的には、Windows XP Professional、Windows Vista/7(いずれも32ビットおよび64ビット)、Windows Server 2003(32ビットおよび64ビット)、Windows Server 2008(64ビット)、Linux。

バックアップ・ジョブを設計する専用のGUIエディタ
写真1 バックアップ・ジョブを設計する専用のGUIエディタ
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