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CAがWeb性能監視ソフトの新版「APM 9」、よりビジネス視点で分析可能に

2010年9月7日(火)

 CA Technologiesは2010年9月7日、Webアプリケーションの稼働状況を監視して性能改善に役立てるためのソフトの新版「CA Application Performance Management 9」(APM)を発表した。2010年10月1日に出荷する。新版では、よりビジネス視点で分析できるようにした。価格は、フル機能のAPMが162万5000円(税別)から、機能下位の「Introscope 9」が120万円(税別)から。

 APMは、Webアプリケーション(Javaおよび.NET)の稼働性能を監視/分析するソフトである。性能のボトルネックを、ユーザー操作の視点から個々のJava/.NETクラスまで、粒度をドリルダウンしながら分析できる。JavaVMや.NETの仮想マシン(CLR)がクラスを読み込むタイミングで監視用プローブを埋め込む仕組みをとっており、システム開発時(テスト工程)よりも、どちらかというと本番稼働環境の稼働状況監視で使うことを想定している。

 APMは、アプリケーション・サーバー(APサーバー)の性能を監視するソフト「Introscope」と、ユーザー視点でWebアプリケーションのレスポンス性能を監視するソフト「Customer Experience Manager」(CEM)をパッケージ化して連携させた製品。今回の新版からは、CEM単体の販売をやめ、フル機能のAPMとサーバー・サイド専用のIntroscopeの2製品体制とした。

 新版での主な機能強化点は、以下の通り。

 サーバー・サイドの性能監視ソフトであるIntroscopeでは、これまでよりも、よりビジネス視点(アプリケーション視点)で性能や可用性に関する情報を表現できるようにした。ビジネスの視点で、稼働状況の可視化/分析、および、しきい値を超えた場合のアラートを可能にした。このための施策として、収集する情報を増やしたほか、情報を加工する機能を強化した。

 また、自動的にトランザクションを追跡可能なSOAミドルウエア/APサーバー製品を増やした。これまで対象としていた米Oracleや米IBMのミドルウエアに加え、新たに米TIBCO Software製品や独Sofware AGのwebMethods製品、Apache CXF、Metro、JBOSS Web Servicesなどのミドルウエアを認識し、自動的にSOAトランザクションを追跡できるようにした。

 ユーザー視点のレスポンス監視機能であるCEMでは、Introscopeとの連携機能を高め、ユーザー視点からIntroscopeによる深い視点の分析まで、ドリルダウンの階層を詳細にするなど、より自然に連携できるようにした。また、稼動中のトランザクションをキャプチャしてレコーディングできるようにした。これにより、トランザクションを定義する作業の効率が高まる。

 なお、APMおよびIntroscopeは、米CA Technologiesが2006年3月に買収した米Wily Technologyの製品であり、今回出荷する版は新版に当たる。主な販売対象は、通信事業者、中~大規模の金融系オンライン取引、製造業の中期計画、など比較的大規模な本番稼働環境。2010年6月にはNECとのOEM(相手先ブランドによる生産)提携を発表する。

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