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富士通とCAが運用管理ソフトを相互補完、APM(Introscope)やBAMソフトをOEM契約

2010年9月16日(木)

富士通とCA Technologiesは2010年9月16日、運用管理ソフト分野において、相互OEM(相手先ブランドによる生産)契約など、相互に製品を補完する協業を推進することで合意した、と発表した。

同日(2010年9月16日)、富士通がCA Technologiesのアプリケーション性能監視ソフト「CA Application Performance Management」(CA APM)を販売開始した。価格は、プロセッサあたり162万5000円(税別)。2010年10月末日に出荷する。

一方、CA Technologiesは、富士通のビジネス・プロセス可視化ソフト「Interstage Business Process Manager Analytics」のOEM供給を受け、自社ブランド「CA Business Process Performance Analytics」(CA BPPA)として販売する。出荷時期と価格は、記事執筆時点では不明。

SOA管理をインフラからBAMまで多層でそろえる

それぞれの製品の位置付けと協業の背景は、以下の通り。

富士通が新たに販売するCA APMは、Webアプリケーション(Javaおよび.NET)の性能監視ソフト。米CA Technologiesが買収した米Wily Technologyの製品であり、アプリケーション・サーバー(APサーバー)の性能を内部監視する中核機能の旧称は、Wily Introscope。

特徴は、あらかじめ性能監視機能をアプリケーションに組み込んでおく必要がないこと。アプリケーションの機能(クラス)が読み込まれるタイミングで動的に監視機能を埋め込む方式を採用する。テスト工程だけでなく、本番稼働環境の性能監視に適する。

富士通は、CA APMの、アプリケーションに変更を加える必要がない点を評価し、APサーバー/SOA(サービス指向アーキテクチャ)関連ミドルウエア群「Interstage」を拡充/補完するソフトとして販売を開始した。CA APMの製品名を変更せずに販売する理由は、Wily Introscope時代から続くCA APMのネーム・バリューが高い、というもの。

一方、CA Technologiesが新たに販売するCA BPPAは、ビジネス・プロセスの可視化ソフトである。ダッシュボードなどを用いて、SOA化された業務の遂行状況やパフォーマンスを見える化する。

富士通でミドルウエア事業本部本部長を務める新田将人氏(写真左)と、CA Technologiesで代表取締役社長を務めるバスター・ブラウン氏(写真右)

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