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サイバーエージェント、社内エンジニアの支援を強化し個別にクラウド開発環境を提供

2010年10月13日(水)IT Leaders編集部

サイバーエージェントは2010年10月12日、「Ameba」などのサービス開発・運営に携わるエンジニアが所属する新規開発局の社員120名(2010年9月末時点)を対象として、2010年10月より個別にクラウド開発環境を提供する取り組みを開始すると発表した。

 サイバーエージェントが今回開始する取り組みは、新規開発局に所属する全エンジニアに対して、開発・検証・研究及びテスト的なサービスリリースのためのサーバとして、エンジニアが物理的に管理する必要のないプライベートクラウド上の開発環境を提供するもの。

 これにより、新サービス開発など物理サーバでは不可能であった規模での検証が必要なケースにおいても、個人エンジニア単位で可能になるなど、開発効率やエンジニアの技術向上に繋がる高いレベルでの開発環境が実現する。100名超のエンジニアの開発環境として、全員を対象にクラウドを活用することは、国内でも類を見ない取り組みとなる。

 また、同社では、新規開発局に所属するエンジニアを対象に、海外で開催される代表的なカンファレンス(アプリケーション、インフラ、データベースの各分野)への積極的な参加支援を行っているほか、質の高い開発環境や情報収集を促進する年間10万円の支給制度、iPhoneやiPad購入金額の半額補助など様々な取り組みを行っている。

 同社は、2012年9月までにエンジニア300名の採用を目指しており、2010年11月からは、転職意向のある現役エンジニア向けの無料講座「エンジニアアカデミー」を開講するなど採用活動を行う。今後も採用活動と並行し、エンジニアの働く環境の整備、向上についても積極的に取り組むことで、「Ameba」のサービス開発・改善や規模拡大のためのエンジニア獲得を目指すという。

サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

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