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コミュニケーションを軸としたプロジェクト管理

2010年10月28日(木)

Web連載の第3回である本稿では、アジャイル開発におけるプロジェクト管理に関して、成功のために必要な考え方を述べていく。

アジャイル開発におけるプロジェクト管理は、従来のウォーターフォール型開発と比べて特別に変わったことをするわけではない。計画を立案し、進捗を管理し、必要な対処をするという基本は変わらない。一番の違いは「計画の見直しを短サイクルで実施して状況に適合させる」というところである。

アジャイル開発では当初の計画からの変更を許容し、自律的なチームによって課題を解決していくことが必要となる。この際に必要となる考え方は次の3つである。

  • 状況の把握と柔軟な打ち手のためのコミュニケーション基盤を作る
  • 多様性のあるチームを成長させて能力を高める
  • 2種類の計画を使い分けて顧客と合意する

コミュニケーションによってプロジェクトの状態を把握する

アジャイル開発を進めていく上でもっとも中心とすべきことは、プロジェクトの状況を迅速に把握した上で、プロジェクトに携わるすべての人々と、システム開発の成功について同じイメージを共有することである。そのためには、開発チーム内、および顧客を含めたプロジェクト内で、日々のフェース・ツー・フェースのコミュニケーションをいかに確保するか、時間を有効に活用するために質をいかに向上させるか、といった点が重要になる。

開発チームの中におけるコミュニケーションの基礎となるものは、毎朝のミーティングである。特に以下の点に注意して実施する(図1)。

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