[イベントレポート]

「IT業界で女性が組織のトップに立つには?」女子大生と女性ITプロが激論、IPAの年次イベントから

2010年11月1日(月)

IT業界には女性が活躍できる環境が整っているのか―。IT企業を志す女子大学生・院生が抱く疑問や不安を払拭すべく、情報処理推進機構(IPA)は2010年10月28日に開催した年次イベント「IPA Forum 2010」で、IT企業を志す女子大学生・院生と、第一線で活躍する女性のITプロフェッショナルとのパネルディスカッションを開催した。その様子をレポートする。

パネルディスカッションには、アビームコンサルティングの小倉 稚奈シニアマネージャ、日本IBMの曽和 信子エグゼクティブ・プロジェクト・マネジャー、NECの武田 喜美子シニアマネージャー、日立電子サービスの松長 由香里プロフェッショナルエンジニアの4人がパネラーとして参加。学生・院生の質問者として、早稲田大学大学院、津田塾大学/同大学院、東洋大学から5人の女子学生・院生が参加した。リコーITソリューションの國井 秀子取締役会長執行役員がコメンテーターを務めた。

 「出産・育児休暇後も復帰できる?」

登壇した女子学生・院生の多くが関心を示していたのが、出産時や育児時の会社のバックアップ体制だ。その1つが、出産時・育児時の休暇取得制度。日本IBMの曽和氏は、「当社は出産時に9割以上の女性従業員が育児休暇を取得しており、私自身も1人めの出産のときに取得した」という。同社は2011年1月に企業内保育室を開設し、託児に対する英語教育なども実施する予定であることも明らかにした。

休暇取得後の復帰も、IT業界で働く女性の間では常識になりつつある。女性従業員のべ450人以上の育児休暇の取得実績があるという日立電子サービスの松長氏は、「妊娠したことを伝える女性に対し、周囲の人は以前は『いつまで働くのか?』と聞くことが多かったが、最近では『いつ復帰するのか?』に変わってきている」と、出産後の復職が当たり前になっている環境を強調。NECの武田氏は、「自分が定年まで働き続ける意思があるかどうかが、復職するのに一番重要」と語った。

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