[事例ニュース]

ニュースフラッシュ ユーザー事例編(2010年12月号)

2010年11月29日(月)

1カ月間に発表された主要なユーザー事例を紹介する、ニュースフラッシュ ユーザー事例編。製造業や金融業、その他のユーザー企業の情報システム導入・構築事例から、12個の事例を取り上げた。

セキュリティ

関西電力、リモートアクセス環境を改善

従業員が外出先で利用する約3000台のノートPCが対象。VPNの導入によりセキュリティを確保しつつ、ICカードの社員証を使った認証で手軽に社内ネットワークに接続できるようにした。ビズモバイルのVPNソフトに「L2Connect」を利用した関電システムソリューションズのASPサービス「SECURE CONNECT」を採用。2010年10月に本格稼働している。 (2010/10/18)

ユーザーインタフェース(UI)

東京建物が不動産管理システムのUI強化

SAP製アプリケーションを対象に、PDFを使って操作画面の使い勝手を高める「SAP Interactive Forms by Adobe」を採用。ビル管理業務におけるテナントへの請求管理システムに適用した。契約テナントは数千に及び、各社への請求書発行が月末から月初に集中することから、データ入力担当者の作業効率を高めることが急務だった。2010年8月に本格稼働。 (2010/10/18)

モバイル通信

佐川急便、スマートフォンを大量導入

全国の配達員の集配業務向け端末として、2万4000台のスマートフォンを2010年10月に導入した。ECサイトなどの通信販売市場が拡大しており、消費者向け配達サービスを向上させるのが狙い。2011年には、集荷時間や配達時間など顧客がWebサイトのフォームから入力する問い合わせに対して、担当配達員が端末から直接メールで返答する体制もスタートさせる。 (2010/10/20)

情報活用

羽田空港が国際化に伴いシステム増強

同空港を管理する東京国際空港ターミナルが、スタッフの業務効率向上を目的に構築した。空港職員向けには業務日報や会議室予約機能を備えたグループウェアを導入。商業施設関係者向けには、財務会計システムや売り上げ分析ツールを導入した。併せて約450台のディスプレイを空港内に設置、旅客向けに運行情報を提供する。NECが構築し、2010年10月に稼働開始。 (2010/10/20)

人事管理

丸井グループがシフト管理システム導入

人材の最適配置のため、繁閑に応じて、スタッフを各売場に自動で割り当てるシステムを導入した。開閉店業務に必要な人数など、売場ごとに定めた独自の規則も設定可能にし、各売場の裁量を確保。システムで設定した勤務計画を勤怠管理システムに自動登録する仕組みも設けた。構造計画研究所のシフト管理システム「KKE/Shift Master」を導入し、2010年10月に本格稼働。 (2010/10/22)

ユニファイドコミュニケーション(UC)

アルプス電気がUC基盤導入

本社建て替えに伴うフリーアドレス制への移行を機に、コミュニケーションの迅速化を目指して導入した。社員1人ひとりに無線IP電話端末を配布し、内線をダイレクトに受け取れる仕組みを整えた。シスコシステムズの電話システム「Cisco Unified Communications Mana-ger」、会議システム「Cisco Unified MeetingPlace Express」などを導入。ネットワンシステムズが構築した。 (2010/10/25)

基幹業務

資生堂が基幹系システム刷新へ

2013年度までに、物流や生産、会計といった基幹業務向けの新システムを構築する。米国や欧州、アジアなど海外事業の拡大に伴い、迅速な業務改革を支えるシステム基盤の構築を急ぐ必要があった。システムの導入効果を最大化するため、コードの標準化などのデータマネジメントにも着手。独SAPの統合業務(ERP)パッケージ「SAP ERP 6.0」を採用し、NECが構築する。 (2010/10/27)

遠隔会議

エイチ・アイ・エスが遠隔会議システム導入

旗艦店「トラベルワンダーランド新宿本社」の2010年5月の全面改装に合わせ、ブイキューブのWeb/テレビ会議ASP「V-CUBEセールス&サポート」を導入した。ロンドンやローマなど海外11拠点の現地スタッフと、顧客が直接話せる。Webやガイドブックではわからない、最新の渡航先情報が知りたいという顧客からの声の高まりに応えるのが導入の目的。 (2010/10/29)

国際会計基準(IFRS)

ファーストリテイリングがIFRS対応強化

同社が2010年2月から推進する、グローバルで業務システム統一を図る「G1プロジェクト」の一環。システムにはERPの「Oracle E-Business Suite」、連結決算製品「Oracle Hyperion Financial Management」などをグローバルで採用し、NTTコミュニケーションズのIaaS「Biz ホスティング エンタープライズ」上で稼働する。2010年9月に本格稼働。 (2010/11/1)

ITプラットフォーム

三菱UFJリースが基幹系のインフラを刷新へ

中期経営計画における経営基盤強化戦略の一環。稼働中の26台のUNIXサーバーを、日本IBMのUNIXサーバー「IBM Power 795」7台に統合。併せて複数のストレージを1台として運用するストレージ仮想化製品「IBM System Storage SAN Volume Controller」を導入し、管理を効率化する。新システムは三菱電機インフォメーションシステムズが構築し、2011年5月の稼働を目指す。 (2010/11/1)

ビジネスインテリジェンス

結婚式場運営のエスクリ、データ分析基盤構築

2010年11月に本格稼働。経理情報や全6式場の営業情報を収集し、多次元分析するシステムを構築した。式場の新設やサービスの拡充を急ぐ同社では、各施設における営業の進捗状況などの経営状況を迅速に可視化する必要性が高まっていた。独SAPがシステムを開発し、富士通の館林データセンターで稼働するSaaS形式のBIツール「SAP BusinessObjects BI OnDemand」を採用した。 (2010/11/8)

業種システム

京葉銀行が営業店業務システムを刷新

2010年11月から2011年3月にかけて、全営業店のシステムを順次刷新する。窓口にディスプレイを設置。新規口座開設などの事務処理の流れをディスプレイ上に表示し、事務処理のミスを減らす。バーコードリーダーを設置し、公共料金の請求書のバーコードを読み取るだけで料金収納を完了できるようにし、効率化を図る。日立製作所の窓口業務支援システム「FREIA21+」を採用した。 (2010/11/10)

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