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テラデータ、「Teradata Extreme Performance Appliance 4600」を発表

2010年11月26日(金)

日本テラデータ(以下、テラデータ)は2010年11月25日、エンタープライズ・クラスのSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)テクノロジーを100%活用した超並列データウェアハウス(DWH)用アプライアンス・サーバー「Teradata Extreme Performance Appliance 4600(テラデータ・エクストリーム・パフォーマンス・アプライアンス 4600)」の販売および出荷を、11月26日より開始すると発表した。

Teradataプラットフォーム・ファミリーに加わった「Teradata Extreme Performance Appliance 4600」は、DWHでは初めてデータ記憶装置すべてにSSDを採用することで、パフォーマンスを大幅に向上させた。金融業や小売業におけるリアルタイム・マーケティング、インターネット販売業におけるリアルタイム・ウェブ分析などをはじめ、製造業や通信業も含め、意思決定までの時間がクリティカルな要件となる業務分析環境が必要な企業に適している。

「Teradata Extreme Performance Appliance 4600」の特徴

  • データの格納と取得に機械的なディスク・ドライブ(HDD)を使用する代わりに、高性能なフラッシュ・メモリを使用することでアクセス時間を大幅に短縮する。特にSSDはランダムI/Oが高速に行えるため、Teradataデータベースの特徴であるハッシュ分散アーキテクチャとの相性が優れている。
  • アレイコントローラを排除し、PCIバスにSSDを直接接続することでボトルネックを最小化し、SSD本来のパフォーマンスを最大限に活用している。
  • RAIDによるデータ保護の代わりに、Teradataデータベース独自のフォールバック機能により、データを2重化し可用性を高めている。これらの設計により、SSD上のデータに対するクエリー速度はHDDと比較して最大18倍高速になっている。
  • ユーザー領域は非圧縮データで最大18.3TBまでサポート。また、SSDの高いパフォーマンスにより、HDDで構成する同等性能のDWHと比較して、必要な電力は83%、データセンターの設置面積は93%の削減が可能である。

「Teradata Extreme Performance Appliance 4600」の製品仕様

特徴:キャビネットに全て統合
ノード、プロセッサ:インテル クアッド・コア Xeon プロセッサを搭載した MPPノード構成(キャビネットあたり 9ノード)
オペレーティング・システム:Novell SUSE Linux Enterprise Server 10(64bit版)
Teradataデータベース:Teradata 13.0 以降
ストレージ装置:ノード当たり8個の300GB SSD、キャビネット当たり72個の300GB SSD

最小構成:3ノード(ユーザー領域:非圧縮時 2.3TB)、ハードウェア、ソフトウェア込みでの価格は、2億円(税別)から。


Teradata Corporation
http://www.teradata.com

日本テラデータ
http://www.teradata-j.com

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