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CRCシステムズ、ITシステムの運用自動化ソリューション「OpeNext」を販売開始

2010年12月4日(土)IT Leaders編集部

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)グループのCRCシステムズ(CRS、現CTCシステムサービス)は、ITシステムの運用を自動化するソフトウェア「HP Operations Orchestration」を使用して、システムの運用コスト削減やサービス品質の向上を支援する運用自動化ソリューション「OpeNext」(オペネクスト)の販売を2010年12月3日より開始した。

HP Operations Orchestrationは、システムの稼働やサーバーの起動/停止にともなう確認作業、異常発生時の切り分けや一次対処作業など、人が行う確認・判断処理(プロセス)とOSやミドルウェア、運用管理製品に対する操作の自動処理を実施することで、作業全体をフローとして自動化し、運用における作業の負荷軽減と品質向上を支援するソフトウェア。

OpeNextでは、CRSのエンジニアが現場でのヒアリングや、HP Operations Orchestration上での自動化作業を行いながら、ITシステム運用における自動化を支援する。システムの定期メンテナンスにおける手順書に基づく定型の作業や、システム障害時の確認作業などを自動化することで、企業は、作業ミスの削減によってサービス品質を向上させ、運用業務の整理によって運用コストを削減することが可能となる。

OpeNextは、「運用タスクの整理」、「自動化フローの作成」、「運用・維持管理」の3つのサービスから構成され、HP Operations Orchestration のスキルを習得したエンジニアが、システム運用のノウハウを集積したテンプレートを活用して、業務調査から自動化フロー作成、ツールの維持・管理などを行う。各サービスの構成内容は以下のとおり。

  • 運用タスク整理(200万円から)
    既存の運用業務の調査・分析。HP Operations Orchestrationによる自動化が可能かを判定し、自動化による運用工数の削減効果を提示する。
  • 自動化フロー作成(300万円から)
    運用タスク整理の結果、削減効果の見込めるタスクに関し、HP Operations Orchestration上での自動化フローの作成・動作テストを行い、運用業務を自動化する(料金にはHP Operations Orchestrationの価格は含まれていない)。
  • 運用・維持管理(都度見積もり)
    CRSの運用要員が、ツール維持・管理、自動化フローの新規作成/変更、運用の実行状況確認など、自動化されたタスクの管理を行う。それに伴い、運用業務のアウトソーシングサービスも提供する。

今後CRSは、ミッションクリティカルなITシステムを運用している企業を中心にOpeNextを提供し、運用業務のアウトソーシングを拡大していく。なお、2011年1月17日にCRS、CTCおよび日本ヒューレット・パッカード(日本HP)の3社によるセミナーを開催する。

「次世代運用セミナー ~CTCが自動化技術で実現するコスト削減~」
http://spider.ctc-g.co.jp/web/fm/mkt/2010162g

伊藤忠テクノソリューションズ
http://www.ctc-g.co.jp/

CRCシステムズ
http://www.crs.co.jp/

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