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日本IBM、パブリッククラウドと企業内システムを数日でつなぐソリューション「IBM WebSphere Cast Iron」を発表

2010年12月12日(日)

日本IBMは2010年12月10日、パブリック・クラウドと企業内システムをわずか数日間の作業で連携できるソフトウェア新製品「IBM WebSphere Cast Iron(ウェブスフィア キャスト アイアン)」製品群を発表し、2010年12月16日より提供を開始すると発表した。同製品は、同年5月に買収を発表したCast Iron Systems社との統合後初めての製品で、日本語版は初めての提供となる。

「IBM WebSphere Cast Iron」は、パブリック・クラウド・アプリケーションと、パッケージ製品を含む企業内基幹システムとを、迅速かつシンプルに連携することのできる製品。

「顧客情報の一元的な閲覧」、「企業全体での発注情報をCRMアプリケーションから1つの画面で閲覧」、「各システムで分散して保有している顧客情報の一元管理」といった、連携パターンがあらかじめテンプレートで定義されているため、連携のためのプログラム開発が不要になる。これにより、開発やメンテナンスのコストを大幅に削減することが可能。米国での過去の実績では、従来の連携プログラムを開発する場合と比較し、最大で80%のTCO(総保有コスト)を削減しながら、通常数ヶ月かかるシステム連携プロジェクトを、わずか数日で実現した例もあるという。

同製品の機能詳細は以下のとおり。

  • 多くの企業で採用されているSaaSや基幹アプリケーションを標準でサポート
    多数のアプリケーションをサポートしているため、お客様の幅広いシステム間連携のニーズに対応。
  • アプライアンスとソフトウェア単体の2形態・での提供
    ハードウェアと一体になったアプライアンス「IBM WebSphere DataPower Cast Iron Appliance XH40」とソフトウェア「IBM WebSphere Cast Iron Hypervisor Edition」での提供のため、ユーザーの利用形態にあわせて選択が可能。アプライアンスの場合、導入に関わるハードウェアの調達、システム構成が不要のため、すぐに連携プロジェクトを開始可能。
  • 多様な連携シナリオをサポート
    パブリック・クラウドと企業内システム間のデータ交換や、「UIマッシュアップ」といわれる両システムのデータを1画面で表示するといった、ユーザーが必要とすると思われる様々なシナリオを備え、ユーザーの業務生産性向上をサポート

同製品の使用料金は以下のとおり。

  • IBM WebSphere DataPower Cast Iron Appliance XH40:一括料金643万5,000円~
  • IBM WebSphere DataPower Cast Iron Appliance XH40:年額料金257万4,000円~
  • IBM WebSphere Cast Iron Hypervisor Edition:一括料金429万円~(PAX料金)
  • IBM WebSphere Cast Iron Hypervisor Edition:年額料金171万6,000円~(PAX料金)

日本IBM
http://www.ibm.com/jp/ja/

 

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