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日本ユニシス、ソフトライセンスを把握するSaaS型「iSECUREライセンス管理サービス」

2010年12月15日(水)IT Leaders編集部

日本ユニシスは、PCにインストールされているソフトウェアライセンスを、短期間かつ適切に把握可能な、SaaS型「iSECURE(アイセキュア)ライセンス管理サービス」を2010年12月14日から提供開始した。

同サービスでは、企業が所有するPCにインストールされているソフトウェア情報を数秒で収集することが可能で、全社のPCを対象にした場合、全社の利用ライセンス数を把握し、ソフトウェア購入ライセンス数の適正化、不正使用ライセンスの是正を実施できる。また、社内の規定外ソフトウェアの実態を把握することで、適正なソフトウェア環境の維持を支援する。同サービスは、必要な期間、PC台数に応じて利用可能なSaaS型サービスとして提供される。

「iSECUREライセンス管理サービス」の特徴は以下のとおり。

  1. PCのソフトウェアライセンスコストを適正化
    購入契約済みのライセンス数と比較突き合わせすることで、適切なソフトウェアライセンス数を把握し、コストの最適化や、ライセンスの不正利用によるソフトウェアの著作権侵害リスクの低減が可能になる。
  2. PCのセキュリティチェックが可能
    定められた規定外のソフトウェアがインストールされていた場合、それを発見することで、情報漏洩などのセキュリティリスクを未然に防ぐことが可能。また、適切なセキュリティパッチが適用されていない場合も発見でき、外部からの攻撃やウイルスの侵入などを未然に防止可能。
  3. PCやネットワークへの負荷がかからない
    同サービスは、非常駐型のプログラムによってソフトウェア情報を収集する仕組みであり、情報収集するときのみ稼働し、数秒で情報収集ができるため、利用中のPCに負荷をかけることがない。また、通信回線においても取り扱うデータ量が数KBのため、細い回線でも利用可能。
  4. 利用したい期間のみ利用可能
    最低利用期間は1カ月で、その時点のソフトウェア資産状況を短期間で把握したい場合など、一時的な利用も可能。要望により定期的に利用することで、四半期ごと、年度ごとのチェックなどにも利用できる。また、「いつでも即座に」情報収集を実施可能な年間契約もある。
  5. エンドユーザーに負担をかけない収集機能
    同サービスでは、PC利用者(エンドユーザー)にソフトウェア情報収集の作業を実施させることなく、情報収集が可能。たとえば、Active Directoryで管理されている場合、エンドユーザーがPCにログオンするタイミングに合わせて情報収集をする設定が可能となる。

同サービスの月額料金は、管理対象(クライアントPC)数の規模により異なる。対象PCが1,000台の場合、月額サービス料金は40万円(税別)。年間契約型の場合は、1,000台の場合の年額サービス料金が200万円(税別)。

同社ではまた、独自に調査した「ソフトウェアライセンス管理に関する調査報告書」も公開する。同報告書は、企業の情報システム管理者にアンケートを依頼し、その回答(有効回答数300)を統計的にまとめたもので、調査結果から、ライセンス管理におけるさまざまな課題が抽出されており、それらの課題を解決するために、「iSECUREライセンス管理サービス」を提供するとのこと。さらに、同サービスのオプションとして、ソフトウェアの適切な管理を具体的に実現するための「ライセンス管理コンサルティングサービス」も提供する。

日本ユニシス
http://www.unisys.co.jp/

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