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EMCジャパン、買収したGreenplum搭載のDWHアプライアンスを2011年1月出荷

2010年12月16日(木)

EMCジャパンは2010年12月16日、DWH(データ・ウエアハウス)向けのDBサーバー機「EMC Greenplumデータコンピューティング・アプライアンス」(DCA)を発表した。米EMCが買収した米GreenplumのDWHソフトを、ラック型の中・大規模DWH処理機としてアプライアンス化した。2011年1月5日に販売・出荷する。価格は非公開。

DCAは、DWH用途に特化したDBサーバー機(DWHアプライアンス)。特徴は、サーバー機を並列に追加していくことでシステム全体の性能を拡張できるMPP(超並列処理)型のアーキテクチャを、汎用(コモディティ)のPCサーバーで実現している点。専用ハードウエアを用いた場合と比べ、比較的安価にMPPを実現できる。

PostgreSQLをベースにした分散処理DB

DCAのアーキテクチャは、データベース・クライアントからのDBアクセスを受け付けるマスター・サーバーを前段に置き、その背後に、データ格納/検索用のセグメント・サーバーを並列に配置する、というもの。セグメント・サーバーの追加によって、システム全体の処理性能を拡張できる。

中核となるDWHソフトは、米EMCが買収した米GreenplumのDWHソフト「Greenplum Database」。オープンソースのリレーショナルDBMSであるPostgreSQLをベースに、これをシェアード・ナッシングで分散処理できるようにした。検索手段としては、SQL処理とMapReduce処理を実行できる。

24ラック(データ格納/検索ノード384台、4608コア)まで拡張可

構成に応じて、フル・ラック型(GP1000)とハーフ・ラック型(GP100)の2機種を用意した。サーバー機、サーバー間接続スイッチ、ストレージなどを2重化し、無停止(FT)構成をとる。最大24ラックまで拡張できる。

フル・ラック型の主な仕様は、PCサーバー18台(マスター・サーバー×2、セグメント・サーバー×16台)、物理ディスク36Tバイト、容量ライセンスがデータ圧縮時144Tバイト。データ格納性能は1時間10Tバイト。データ検索性能は1秒24Gバイト。

一方、ハーフ・ラック型は、PCサーバー10台(マスター・サーバー×2、セグメント・サーバー×8台)で構成。フル・ラック型と比べてセグメント・サーバーの数(性能と容量)が半分になる。

EMC Greenplumデータコンピューティング・アプライアンスの外観(6ラック構成時)
EMC Greenplumデータコンピューティング・アプライアンスの外観(6ラック構成時)
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