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[新製品・サービス]

日立ソリューションズ、「InWeave」の新製品とそのクラウドサービスを発表

2010年12月22日(水)IT Leaders編集部

日立ソリューションズは2010年12月21日、情報・知識共有基盤「InWeave(インウィーブ)」の新製品「InWeave Collaboration / Enterprise Edition」の提供を12月24日より、「InWeave Collaboration」のクラウドサービス「InWeave for SaaS」の提供を2011年1月31日より、それぞれ開始すると発表した。 

「InWeave Collaboration」によって、ソーシャルテクノロジー(ブログ、Wiki、SNS等)を業務コミュニケーションに活用することで、従業員の持つ知識やノウハウを可視化・蓄積し、組織やプロジェクトで共有することが可能になる。また、蓄積した知識・ノウハウの活用を促進するレコメンド機能や、従業員間のつながりのグラフィカルな表示により、Know-Who検索や知識創造を支援する。

例えば電子メールでInWeaveを活用することで、情報は話題ごとに時系列に一元管理されタグやカテゴリにより検索性も向上する。メンバの入れ替わりについてもアクセス権をメンテナンスすることで、これまでどおり組織・プロジェクトで情報を共有することができる。ファイルサーバでは、把握が困難なファイルの作成目的や背景なども、InWeaveでは記事・コメントにファイルを添付することで共有することが可能となり、コミュニケーションとコラボレーションが一体となったコンテンツの戦略的活用を実現する。

「InWeave Collaboration / Enterprise Edition」の主な機能

  1. エンタープライズサーチ機能
    ファイルサーバやグループウェアなど複数のデータベースを横断的に検索が可能な「エンタープライズサーチ機能」が追加された。
  2. テーマ機能
    ファイルサーバやグループウェアなどの更新を監視し、ユーザに通知する機能。
  3. ポータル機能
    「iGoogle」に準拠したガジェットを利用し、「InWeave」内のコンテンツや既存の社内システムおよび社内Webサイトへのリンクガジェットの作成が可能。さらに部門、プロジェクト、個人などの業務やテーマに応じて関連するガジェットを分類し、効率的な情報の活用を支援する。
  4. 証跡管理機能
    特定のコンテンツやユーザごとにアクセスログを取得することで、「通知・通達」に活用した場合は従業員の閲覧状況を管理する。また、「機密情報の取り扱い業務」に活用した場合はユーザの操作履歴を管理し、情報漏洩の防止や追跡を行うことができる。
  5. 携帯電話対応
    各キャリアに対応した携帯電話インターフェイスをサポートすることで、利用場所を社内に限定せず、情報・知識の活用が可能になる。例えば営業部門における報告業務に活用した場合は、外出先からの記事やコメントの投稿、情報の閲覧・検索などを携帯電話から行うことができる。
  6. 英語表示機能
    グローバル企業の情報・知識活用を支援するために英語表示をサポート。

「InWeave for SaaS」の主な特徴

  1. 国内と海外拠点、社内と社外パートナーなどさまざまな形態での情報共有
    セキュアなクラウド環境にアクセスして情報を共有することができる。これにより、社内ネットワークが確立されていない海外拠点や、セキュリティ面で社内ネットワークへアクセスを許可するのが難しい社外パートナーでも利用できる。
  2. 短期間での導入と期間に応じた利用
    サーバやソフトウェアの導入が不要なため短期間での利用開始が可能。また月単位の利用が可能なので、期間が限定的なプロジェクトなどにも適している。

各製品の価格

「InWeave Collaboration / Enterprise Edition」は、525万円/CPUライセンス(2コアまで)
「InWeave for SaaS」は、初期料金36万7500円、月額利用料金788円/ユーザー。

「InWeave」
http://www.hitachi-system.co.jp/inweave/sp
http://www.hitachi-solutions.co.jp/

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日立ソリューションズ / 情報共有 / SaaS

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