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「Teradata Active Enterprise Data Warehouse」の新機種を発表、CPU刷新でBIのパフォーマンスを改善

2011年1月7日(金)IT Leaders編集部

日本テラデータは2010年11月30日、「Teradata Active Enterprise Data Warehouse 5650」などDWHアプライアンス製品の刷新を発表した。プロセサを強化するなどしてパフォーマンスの向上を図った。

今回リリースしたのはフラッグシップモデルである「Teradata Active Enterprise Data Warehouse 5650」など4機種(表1)。全モデルに搭載するサーバーノードのプロセサを6コアの「Xeon」に入れ替えた。これまでは4コアのXeonだった。1サーバーノードあたり2基のXeonを搭載し(5650の下位機のみ1基)、ハイパースレッディングをサポートすることで24コア相当になる。5650の場合、従来機「5600」に比べて性能が46%向上するという。

データベース「Teradata」も新版(13.10)にした。異なる3種のデータ圧縮機能を備え、データによっては最大4分の1まで圧縮できるという。

4機種の用途は、5650が大規模環境向けで、個別要件に応じた設定を同社が定義して納品する。2650はハードやソフトの設定を構成済みで出荷。導入後すぐに利用して短期間で効果を得たいユーザーに向く。ディスク容量が大きい1650は大量のデータ分析に向く。560は部門単位での利用や開発用途を想定する。価格(税別)は、5650が1億900万円からなど。 (折川)

表1 各DWHアプライアンスの主要スペック一覧
製品名 ノード搭載数 ディスク最大容量 メモリー最大容量 ノードの最大拡張数 価格(税別)
Teradata Active Enterprise
Data Warehouse 5650
9 22.5TB ※1 864GB 4096台 1億900万円~
Teradata Data Warehouse
Appliance 2650
9 68.6TB 864GB 45台 5300万円~
Teradata Extreme Data
Appliance 1650
2 92TB 96GB 4096台 未定
Teradata Data Mart
Appliance 560
1 11.7TB 48GB 2350万円~
※ 1ラックあたり ※1 1ノードあたりにサポートするディスク容量。9ノードを搭載した際にサポートするディスク容量は「202.5TB」となるが、このときのラック数はノードとストレージを合わせて最低15台構成となる
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Teradata / DWH / Xeon / アプライアンス / Intel / BI

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