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[技術解説]

短いコマンドを並べて作る「ユニケージ開発手法」 (Part 4)

2011年1月25日(火)栗原 雅

シェルスクリプトでアプリを作成 スクラッチ開発の効率を向上 アプリケーションは短いコマンドを並べて簡単に作る。簡単だから作り捨てでもかまわない。 そんな発想の下、誕生した開発環境が、ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所の「ユニケージ開発手法」だ。 誕生から6年の間に、流通業や小売業を中心にユーザーを増やしつつある。

ユニバーサル・シェル・プログラミング(USP)研究所は2004年設立の、まだ若いベンチャー企業である。そのため同社の「ユニケージ開発手法」は、国内外の老舗ベンダーが提供する開発環境に比べると馴染みが薄いかもしれない。だが、システム内製化の一環で流通業や小売業、外食産業の名だたる企業で採用が相次ぎ、にわかに注目を集めつつある。

例えば、良品計画はマーチャンダイジングシステムや、店舗間の情報共有基盤の開発にユニケージ開発手法を用いた。ローソンは全国約8500店舗の時間帯別売上情報管理システムの構築に、東急ハンズはプロモーション管理などの機能を備える店舗情報システムの構築に、それぞれ同手法を採用。IT先進企業として知られる花王も、研修施設予約システムの構築プロジェクトで活用しているという。

40〜50種類コマンドで大概のアプリは開発可能

ユニケージ開発手法は「効率よくスクラッチ開発する」(當仲寛哲代表取締役所長)ことを狙った開発環境である。具体的には、Linuxなどで使われる短いコマンドを組みわせたシェルスクリプトで業務アプリケーションを記述する。その意味では、パート3で紹介したGeneXusやSapiensのようなアプリケーションを自動生成するツールとは一線を画す。

名称に「手法」とあるため単なる方法論と捉えられかねないが、ユニケージ開発手法は開発環境だと位置付けてよかろう。業務アプリケーションの開発に不可欠なコマンド群をUSP研究所が独自に整備して、ユーザー企業に提供しているからだ。

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