[技術解説]

BI製品〜直感的な操作性に磨きをかける (Part 6)

2011年2月22日(火)

現場の情報活用に照準 個々の視点に合わせた画面表示を工夫 統計解析手法を駆使した専門家向けのものから、一般社員が日々の業務で使うものまで、BIツールの幅は広い。 本パートでは、その中でも「オペレーショナルBI」、つまりは現業部門の担当者が使うことを意識した製品を中心に、最近のトレンドを紹介する。

BIツールは利用法や想定するユーザー層の違いから、備える機能が異なる。定型的な報告内容を表示するレポーティングや、売り上げなどの業績をモニタリングするダッシュボードは、ユーザー部門や経営層が簡単にデータをチェックできることを想定した機能だ。これに対し、データをさまざまな視点で分析処理するOLAPや、データの中から一定の傾向を抽出し、新たな気づきを与えるマイニングなどは、一般的に分析専任者が扱う高度な機能に位置づけられる。BIツールを導入する際は自社の使い方に照らし、それに見合う機能を備えた製品を選択することが必要だ。

主要なBIツールを以下にまとめた(表6-1、6-2、6-3)。主な特徴やトレンドを紹介しよう。

表6-1 複数の製品/機能で構成する主要BIスイート製品
表6-1 複数の製品/機能で構成する主要BIスイート製品
表6-2 現場の利用を想定した機能を主とする主要BI製品
表6-2 現場の利用を想定した機能を主とする主要BI製品
表6-3 データマイニング機能を主とする主要BI製品
表6-3 データマイニング機能を主とする主要BI製品

見せ方/探し方に工夫
メモリー上で処理高速化も

現場での利用を想定し、データを分かりやすく表示したり簡単に操作したりできる製品が増えている。

ウイングアーク テクノロジーズの「Dr.Sum EA MotionBoard」は、エンドユーザーが業務に応じて、複数の表やグラフなどを1つの画面上に自由に配置できる。いずれかをクリックすれば、ドリルダウンで詳細を表示。日本地図に円グラフを重ね、エリア別の業績を直感的に把握するダッシュボードなどを簡単に作れる(図6-1)。エー・エス・ジェイの「ADVIZOR」は特許を持つ独自のレポーティング画面を複数用意する。各部署の売り上げなどを画面上を占める面積比で相対的に示せる「ヒートマップ」など、多彩な図表を選択/活用できる。

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