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マイクロソフト、「Windows Server 2008 R2 SP1 日本語版」を提供

2011年2月11日(金)IT Leaders編集部

日本マイクロソフトは2011年2月10日、「Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 日本語版」(以下、Windows Server 2008 R2 SP1)を、2月17日より順次提供開始すると発表した。Windows Server 2008 R2 SP1は、製品発売以降に公開された更新プログラムに加えて、仮想マシンからさまざまなデバイスに高度なグラフィックス画面さえもストレスなく転送する「RemoteFX」と、メモリを効率的に利用し仮想マシンの集約率を高める「Dynamic Memory」などの新機能を実装している。また、製品出荷以来すでに全世界で3億ライセンスを販売している Windows 7向けに「Windows 7 Service Pack 1 日本語版」(以下、Windows 7 SP 1)の提供を、同じく2月17日より順次開始する。

 Windows Server 2008 R2 SP1の代表的な新機能は次のとおり。

  • RemoteFX
    RemoteFXは、サーバーに搭載されたGPU(Graphics Processing Unit)を仮想化し、複数の仮想マシンに割り当てることができる仮想GPU機能である。RemoteFXにより、Windows 7のAeroグラス表示、DirectXアプリケーション、SilverlightやAdobe Flashなどの高度なグラフィック機能を仮想デスクトップでもストレスなく使用できる。また、RemoteFXは、クライアント側のUSBポートに接続されたプリンタ、スマートカードなどのUSBデバイスを、RDPセッションの接続先の仮想マシンにリダイレクト使用することが可能である。
  • Dynamic Memory
    Dynamic Memoryは、仮想マシンのメモリ要求に合わせてメモリを動的に割り当てる機能である。仮想マシンのメモリが十分にある場合は動的に回収し、不足している別の仮想マシンに動的に割り当てることが可能。1台のサーバーに多くの仮想マシンを集約させる必要のある仮想デスクトップソリューションでは、有効にメモリを活用し集約率を向上させることが可能になる。

 Windows 7 SP 1の特徴は次のとおり。

  • Windows 7 SP 1は、Windows 7の出荷以降、主にWindows Updateを通じて提供されたHotfixおよびセキュリティ更新プログラムをまとめて適用するパッケージである。Windows 7 SP 1にはサーバー側の新機能への対応を除き、新たな機能は含まれていない。なお、Windows 7は製品出荷以来すでに全世界で3億ライセンスが販売されており、インターネットに接続された全世界のPCの20%に搭載されている。日本の法人市場においては、2011年2月10日現在、ボリュームライセンスを主として購入する法人のうち、約19%にあたる1万570社でWindows 7のボリュームライセンスが購入されているとしている。

「Windows Server 2008 R2 SP 1」および「Windows 7 SP 1」の提供予定は次のとおり。ボリュームライセンス/MSDNサブスクリプション/TechNetサブスクリプションでは、2011年2月17日よりダウンロード提供が開始される。
Windows Updateおよびダウンロードセンターでは、2011年2月23日よりダウンロード提供が開始される。
DVD(Windows 7 SP 1のみ)の先行オーダー受付は、2011年2月23日より開始予定(発送は3月14日以降随時)。DVDの価格は、1050円(税込)。

Windows Server 2008 R2 SP1
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/sp1.mspx

Windows 7 SP1
http://www.microsoft.com/japan/windows/windows-7/sp1/default.mspx

日本マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/

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Microsoft / Windows Server 2008 / Windows Server / Windows 7 / Windows

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