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データサルベージとアドバンスデザイン、仙台でデータ復旧サービスを無料提供

2011年3月15日(火)IT Leaders編集部

日本データ復旧協会加盟のデータサルベージコーポレーション(データサルベージ)と、アドバンスデザインの両社は2011年3月15日、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の被災地の中心に位置する宮城県仙台市の営業所において、3月14日より「現地・即日無償データ復旧サービス」を開始したと発表した。

同サービスは、今回の大地震や大津波に起因するデータ障害を受け、データサルベージの仙台営業所に直接機器の持ち込みが可能な企業や各種団体・学校法人・病院等に対して、データ復旧サービスを無料で即日提供するもの。パーソナルコンピュータのほか、サーバー等に使用されているRAIDシステムにも対応し、その時点で最も必要とされる、特に公的な「行政的な住民にかかわるデータなどの救出」を最優先として行う。

現地で使用可能な設備が限定されていることから、データ障害の原因・程度によっては、即日・現地処理の対応が不可能な場合もあるが、そのような場合でもデータ復旧可否についての診断・判定までは可能とのこと。

今回の「現地・即日データ復旧サービス」は、配送業者などのインフラも十分に回復していない状況で、現地で必要とされているデータのより早い救出を試み、復旧支援に対する協力を目的とするもので、仙台を企業の発祥の地とするデータサルベージでは、震災地行政や企業の復旧を推進するデジタルデータ復旧策として支援していく。

<データサルベージ・仙台営業所>

  • 所在地:宮城県仙台市若林区新寺1-3-19 仙台FLEX1ビル1F
  • TEL: 022-298-7630 / FAX: 022-298-7631 携帯電話:080-5557-2018

<「現地・即日無償データ復旧サービス」概要>

  1. 実施期間
    2011年3月14日~2011年3月25日(被災状況によっては期間延長を検討)
  2. 対象記憶媒体
    ・パソコン用のハードディスクドライブ(HDD)等の記憶媒体
    ・外付けハードディスク(NASなどRAID構成の製品・サーバーも含む)
    注:接続インターフェイスがSCSI・SASのものは即日対応は不可
  3. 対象データの所有者・管理者
    自治体・公共団体・学校法人・病院・企業等
    ※自治体・公共団体などの行政に関わる、緊急性を要する重要データを最優先する(個人の場合は、データの重要度により判断)
  4. 無償対応範囲
    ・復旧後に返却するデータ容量が1GB以下に収まるもの
    ・障害のレベルが軽度、中度に分類され、ヘッドなどの重要部品交換の作業を伴わないもの
  5. 復旧データ納品媒体
    CD-R(無償)
  6. その他
    ・仙台営業所への持ち込みに限定(出張サービスは行わない)
    ・重度の障害の場合は対応不可能な場合もあるが、データ復旧の可否判断までは可能

なお、関東圏への配送が可能になるまで、重度障害によって現地対応不能な記憶媒体を保管するサービスも行う。

データサルベージコーポレーション
仙台営業所
http://sendai.data-salvage.co.jp/

データサルベージコーポレーション
http://www.data-salvage.co.jp/

アドバンスデザイン
http://www.a-d.co.jp/

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