[新製品・サービス]

プライベートクラウドの基盤を統合管理

2011年4月15日(金)

WebSAM Cloud Managerなど3製品/NEC NECは2011年2月28日、社内や自社グループ内に閉じたクラウドコンピューティング環境「プライベートクラウド」を構築するための、複数のソフトウェアを発表した。発表したのは、社外の事業者が提供する「パブリッククラウド」のサービスとプライベートクラウドのサービスとの連携や、複数の異なるクラウド環境に点在するITリソースを一元的に管理するツール群2種類、これにインメモリーデータベース製品を加えた合計3種類。NECは自社の基幹系システムを再構築してクラウド化するプロジェクトを推し進めており、今回の新製品には、そのプロジェクトを通じて獲得したプライベートクラウド構築ノウハウと技術を盛り込んだという。

各ソフトウェアの機能

  1. 「WebSAM Cloud Manager」はクラウド環境の管理ツールである。マイクロソフト製の仮想環境管理ツール「Self Service Portal 2.0」やヴイエムウェア製の「vCloud Director」で管理するITリソースを、統合管理する。プライベートクラウドとパブリッククラウド/既存システムとのサービス連携機能も備えている。
  2. 「WebSAM vDC Automation」は、プライベートクラウド向けの運用管理ツール。仮想化したプラットフォーム上でのシステム設計を支援するオーケストレーション機能や、設計に基づいてITリソースを割り当てるプロビジョニング機能を持つ。性能劣化を自動検出して原因を特定し、プライベートクラウド環境のキャパシティプランニングに役立てる機能も併せ持つ。
  3. 「InfoFrame クラウド指向データベース」はインメモリーデータベースである。大量のデータを高速処理するのに向くとされるKVS(キーバリュー型データストア)並みの拡張性を備え、大規模なプライベートクラウド環境で利用できるという。

価格体系と出荷時期

初期費用を押さえたいというユーザー企業のニーズに応じるため、Cloud ManagerとvDC Automationについては、月額制を採用した。価格(税別)はCloud Managerが月額25万円からの基本使用料に加え、1IDあたり月額50円から。vDC Automationが月額7000円から。いずれも10月に出荷を始める。

一方、InfoFrameクラウド指向データベースの価格は1560万円からで、出荷は8月。詳細は未定だが、月額制による提供も予定している。

NECはプライベートクラウド環境の構築を検討している企業向けに拡販し、今後3年間で300システムの販売を見込む。 (栗原)

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