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テクマトリックス、ソフトウェア構成要素の解析/可視化に新版、Flashを解析可に

2011年4月20日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

テクマトリックスは2011年4月19日、ソフトウエアの構造を解析・可視化するソフトの新版「Lattix 6.5」(開発元:米Lattix)を販売開始した。2011年5月下旬に出荷する。新たにFlashコンテンツを解析対象に加えたほか、Webブラウザで可視化できるようにした。価格は、最小構成120万円(税別)から。

Lattixは、ソフトウエアの構造を解析・可視化するソフト。JavaやC/C++、.NETなどで開発されたソフトウエアやUMLモデルなどを解析対象に、ソフトウエアを構成する要素(モジュールや関数/クラスなど)同士の依存関係を2次元マトリクス(表形式)で可視化する。ある要素に変更を加えた際の影響度分析や、各種のメトリクス分析なども可能。レポートは、Excel、XML、HTML形式で出力する。

新版では解析対象を増やした。リッチ・クライアント画面を実現する技術の1つであるFlash(SWF)を解析できるようにした。画面開発用のMXMLとロジック記述用のActionScriptを使って開発されたSWFを解析できる。新版ではまた、リポジトリに蓄積した分析レポートをWebブラウザを介して閲覧するためのWebアプリケーションを追加した。

分析可能なメトリクスは全15種類で以下の通り。システムの規模(要素数、複雑度、依存関係数、密度)。変更に対する影響の度合い(システム安定性、影響度平均)。要素の連結の度合い(連結度、連結濃度、連結強度)。要素の結合の度合い(結合度、結合濃度、結合強度)。要素の循環の度合い(循環度、階層循環度、システム間循環度)。

分析対象言語/ソフトウエアは、以下の通り。ソースコードのほか、コンパイル済みのライブラリや実行形式などのバイナリも解析対象となる。Java、C/C++、.NET、ActionScript、Ada、Delphi Pascal、Fortran、UML/SysML、Oracle Database、SQL Server、Sybase ASE。

稼働OSは、Windows 2000/XP/Vista/7、Windows Server 2003。各種Linux。いずれも32ビットおよび64ビット(64ビットは、解析対象次第では利用できないこともある)。Javaで開発されており、ランタイムとしてJRE 6.0以上が必要。価格は、インストール台数1台の最小構成で120万円(税別)など。

写真1 Lattixの画面
写真1 Lattixの画面
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