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JBossとクラウド事業を大幅強化へ、レッドハットが2012年度の事業戦略を発表

2011年4月22日(金)

レッドハットは2011年4月21日、メディア向けの説明会を開催。2012年度の事業戦略を明らかにした。

同社の事業領域は、「Linux(OS)」「JBoss(ミドルウェア)」「クラウド」の3つ。それぞれの2012年度の見通しについて、同社の廣川裕司社長は「Linuxのサブスクリプション更新率を10%向上させる。合わせて、JBossとクラウド事業の売り上げを、2011年度の2倍に拡大する」と明言した。その達成に向けた具体的な施策は以下の通り。

Linux事業においては、サービスレベルの向上やサポート期間の延長を実施する。加えて、リセラーやパートナーを現在の500社から1000社に倍増させ、Windowsの置き換えを加速する。

JBoss事業については、専属営業担当者を2倍に増員。個別製品だけでなく、それらを組み合わせてSOA(サービス指向アーキテクチャ)やBRMS(ビジネスルール管理システム)、仮想化データ管理といったソリューションを提案することで売り上げを伸ばす。

クラウド事業の拡大に向けては、新技術を投入する。2011年5月に発表予定の「Cloud Engine」である。これは、異種クラウド間でのアプリケーション移植を可能にするミドルウェア。KVMやRed Hat Enterprise Virtualizationといった同社の仮想化技術とともに市場への浸透を図り、クラウドベンダーとしてのプレゼンスを一気に高めていく。PaaSを展開する計画も進行中という。

今回の説明会に先立つ3月、同社は2011年度におけるワールドワイドの売り上げが前年度比122%に達したことを発表済み。説明会では、国内の売り上げがそれ以上の成長率を記録したことも示唆した。富士通が提供するクラウドサービスや、NTTドコモの運用支援システムといった大型案件への採用が貢献したという。

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