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プレジの“スライドしない”プレゼンツール、共同編集によるアイデア出しにも有用

2011年4月25日(月)

「プレゼンテーションツールと聞くとマイクロソフトのPowerPointを思い浮かべる人が多いだろう。しかし、1枚1枚スライドをめくるPowerPointは、資料全体の中でどの部分が重要なのかが分かりにくい。資料作成者の訴求したいことが十分伝わらないケースもある」。こう指摘するのはプレジのCEO ピーター・アルバイ氏だ。

プレジは独自の発想に基づくプレゼンテーションツール「Prezi」を2009年から提供している。PowerPointのように複数枚のスライドを用いず、1枚の巨大なホワイトボードを使うことを特徴とする。Preziのメリットはどこにあるのか。アルバイ氏に聞いた。

Preziはブラウザを使ってプレゼン資料を作成するクラウドサービスである。ユーザーはテキストや画像、動画などを画面(ホワイトボード)上に配置し、「Path」と呼ぶリンク情報を付与して表示する順番を決める。Pathで表示順序を自在に決められることから、オブジェクトを画面上のどこに配置しても問題ない。

マウス操作により、オブジェクトを容易に拡大/縮小することも可能だ。大きさの異なるオブジェクトを配置することで、テキストや画像ごとに重みづけを変えられる。例えば、ある内容について最初は大きな文字で、次は小さな文字にズームインして説明する。このような技法を用いれば、内容を深堀りして説明しているという印象を与えられる。「画面を占める資料全体の大きさとオブジェクトの相対比により、重要な内容を容易に把握できる」(同氏)。

最大10人による共同編集機能も備え、資料作成を効率化できる。ブレーンストーミングで個々のアイデアをPrezi上に書き込み、そのアイデアをもとに資料を作成するといった使い方も可能だ。「PowerPointのようにプレゼン資料を作成する用途に留まらない。多くのアイデアを集約し、それらの関連性や共通性を見つけるための作業場としての役割も果たす」(同氏)。

ファイルを500MB分保存できる「Enjoy」版の年額料金は59ドル。2GBまで保存できる「Pro」版の年額料金は159ドル。作成したファイルを一般公開する「Public」版は無償で利用できる。なお、公開ファイルは500万以上あり、これらを活用してファイルを作成することも可能だ。

Preziの編集画面。マウス操作で画面移動やオブジェクトの拡大/縮小が可能。Flashを活用することで、オブジェクトが流れるように切り替わる
写真 Preziの編集画面。マウス操作で画面移動やオブジェクトの拡大/縮小が可能。Flashを活用することで、オブジェクトが流れるように切り替わる
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