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仮想デスクトップ同時50人の遠隔オフィス構築パック、ネットワールドが販売

2011年4月27日(水)

ネットワールドは2011年4月27日、仮想デスクトップとSSL-VPN装置を組み合わせたリモート・オフィス環境一式をパッケージ化したシステム「ど こでもお仕事パック」を発表した。2011年5月9日に販売開始する。中小企業向けで、50人まで同時に接続できる。価格は、Citrix XenDesktop版が819万3400円(税別)、VMware View版が745万4900円(税別)。

どこでもお仕事パックは、自宅や外出先のシンクライアント(画面情報端末)から、社内の仮想デスクトップをリモート操作できるようにするシステム製品。必要なソフトウエアをPCサーバーに導入して提供する。デスクトップ仮想化ソフトは、「Citrix XenDesktop」または「VMware View」のいずれかを利用する。ネットワーク機器として、小規模オフィス向けUTM(統合脅威管理)の「FortiGate-60C」(米Fortinet製)が含まれる。

リモート・アクセス先となる仮想デスクトップ(仮想PC)は、サーバー仮想化ソフト「VMware vSphere 4.1/VMware ESX」の上で動作する。PCサーバーの台数は、仮想デスクトップ向けの2台を含めて全3台(米Hewlett-Packard製)。これを、同時接続50人で利用する。社員ごとに独立した物理PCを起動させておく必要がないため、消費電力の削減にもなる。

仮想デスクトップ導入パックにSSL-VPNをバンドル

どこでもお仕事パックは、ネットワールドが2011年3月から提供している、VMware向けに共有ストレージ環境を安価に構築する導入パック「Smart Virtualization Pack」(SVP)をベースとする。SVPには、用途を限定しない「SVP for VMware vSphere」のほか、デスクトップ仮想化ソフトを導入済みの製品として「SVP for Citrix XenDesktop」と「SVP for VMware View」がある。

今回、SVPの3製品のうち、デスクトップ仮想化ソフトを導入済みの2製品をベースに、さらにSSL-VPN装置をバンドルすることで、仮想デスクトップをリモート操作する簡易導入パックとして製品化した(ディスク容量は2Tバイト。50ユーザー・ライセンスを含む)。どこでもお仕事パックの価格設定は、単純にSSL-VPN装置(UTM装置のFortiGate-60C)の価格(61万円2000円)を上乗せしたかたちになる。

共有ストレージを安価に代替するミドルがベース

なお、SVPとは、共有ストレージを用いた仮想サーバー環境を安価に運用するためのミドルウエア一式をサーバー機にインストールして初期設定を施したシステム。数台のサーバー機と共有ストレージを1台のラックマウント型サーバー機で実現する。外部に共有ストレージを用意することなく、仮想サーバーのHA(高可用性)構成やマイグレーションが可能になる。

SVPの中核を成すソフトは、ネットワールドが2010年12月から提供しているミドルウエア「StorMagic SvSAN」(英StorMagicが開発)。同ソフトは、VMware仮想アプライアンスとして実装したiSCSIストレージ(iSCSIターゲット)であり、VMware ESXや仮想サーバーに対する、きょう体内の外部ストレージになる。

StorMagic SvSANの特徴は、データのミラーリング機能によって共有ストレージを代替できること。異なるPCサーバー(異なるVMware ESX)上で動作しているStorMagic SvSAN同士の間でデータをミラーリングすることで、外部に共有ストレージを用意することなく、仮想サーバーのHA(高可用性)構成やマイグレーション(vMotion)が可能になる。

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