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日本IBM、節電対策と事業継続の支援に、デスクトップクラウドを特別料金で提供

2011年4月29日(金)IT Leaders編集部

日本IBMは、東日本での電力不足を受け、在宅勤務などによるオフィスの節電対策や事業継続を支援するため、「IBM Smart Business デスクトップ・クラウド・サービス」を、4月28日より特別料金で提供開始した。特別料金の受け付け期間は2011年7月29日まで。

「IBM Smart Business デスクトップ・クラウド・サービス」は、企業の社員のPC業務環境を、日本IBMデータセンターの仮想デスクトップ環境から、インターネット経由で提供するクラウドサービス。自宅を含め、ネットワークに接続されている場所であれば自身の業務環境にアクセスできるので、オフィスの節電や事業継続を推進可能となる。

同サービスには、以下のような特徴がある。

  • 利用にITの専門知識を要することなく、個人情報をプロバイダーへ提供する必要もない。
  • 利用者がデスクトップ・クラウド接続用に使用する自宅PCには社内データが残らないため、デスクトップ環境が安全に提供される。
  • パフォーマンスの高いプロトコル(HDXテクノロジー)の使用により、端末やネットワークの性能が低くてもスムーズな画面描画や効率的なネットワーク利用が可能になる。

今回、100仮想デスクトップ1年間の使用料金に、IBMデータセンター側のVPNと、大規模なデスクトップ・クラウド構築の経験に基づく初期技術支援などの初期費用を含め、通常の約3割引となる約1,000万円で提供される。

なお、同社のデスクトップ・クラウドサービスには、同社のデータセンターを利用する標準メニューのパブリック・クラウド型に加え、顧客のデータセンター内に、要件に合わせて設計したサーバーを構築・設置するプライベート・クラウド型のメニューもある。同社は、セキュリティや法規制などの理由からデータを社外へ出せない顧客には、プライベート・クラウド型のデスクトップ・クラウド構築を支援する。

日本IBMは、東日本大震災後、強化が必要とされる危機管理、災害対策、災害復興のための企業支援ソリューション群「危機管理・災害対策ソリューション」を、「節電」「事業継続・回復」「在宅勤務支援」「グローバル風評分析」の4分野に体系化し提供していくとしており、今回もその一環として発表された。

日本IBM
http://www.ibm.com/jp/ja/

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