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インメモリー技術活用で分析作業を迅速化

2011年5月20日(金)

IBM System x ワークロード最適化モデルfor SAP HANA/日本IBM 日本IBMは2011年4月7日、インメモリー技術を活用したデータ分析用アプライアンス「IBM System x ワークロード最適化モデルfor SAP HANA」を発表した。

同社のサーバーとSAPのソフト「SAP In-Memory Appliance software(SAP HANA)」を組み合わせて提供する。ハードウェアとソフトウェアのチューニングを事前に済ませて納品することで、ユーザーは複雑な設定なしに運用を始められる。

サーバーには「IBM System x3690 X5」もしくは「IBM System x3950 X5」を用いる。プロセサには、インテルが4月6日に発表した最新の「Xeon E7」を搭載する。両モデルとも、x86サーバーの性能を高めるためにIBMが開発したアーキテクチャ「第5世代 Enterprise X-Architecture(eX5)」を採用。プロセサの仕様以上のメモリーを実装してフル活用できるといった特徴が、インメモリー処理の高速化に一役買っている。

さらに、同社がスーパーコンピュータの分野で培ってきた分散ファイルシステム「General Parallel File System(GPFS)」も搭載しており、複数台を並列に接続して性能アップを図ることもできる。

データベースに「IBM DB2」、ERPに「SAP ERP」を使っているシステムの場合は、分析対象とするデータをほぼリアルタイムにアプライアンス側にロードでき、最新のデータに基づいた分析ができる。

価格(税別)は1180万円から。データ容量に応じて5種類のモデルを用意する。なお、「SAP HANA」のソフトウェアライセンスは別途必要。

日本IBMは専門のコンサルティング部門による導入支援サービスを提供するほか、5月末からは都内にある検証施設を使い、導入前の検証を無償でできるようにする。 (折川)

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