[新製品・サービス]

SSD混載で大規模データを高速処理、テラデータがDWHアプライアンスの新版発表

2011年5月18日(水)

テラデータは2011年5月17日、大規模データ分析向けデータウエアハウスアプライアンス「Teradata Active Enterprise Data Warehouse」の最新版2機種を発表、同日出荷開始した。データウエアハウス用のデータベース「Teradata Database」と、サーバーやストレージなどをセットで提供する。新たにHDDとSSDの混合モデルを追加し、データ処理速度の高速化を図った。

 [製品の特徴:6680]
SSD混載で処理速度4倍

Teradata Active Enterprise Data Warehouse 6680は、データストレージにHDDとSSDを混載したDWHアプライアンス製品。SSDの採用により、データ処理にかかる時間を短縮。データストレージにHDDのみを搭載する前バージョン「同 5650」に比べ、単位データ当たりの処理速度を最大4倍向上させた。

ストレージプール管理ツール「Teradata Virtual Storage(TVS)」を搭載し、HDDとSSDをまとめて1つのストレージとして統合管理できる。TVSは利用度を基にデータの格納先を動的に変更する機能を備える。業務系分析などアクセスの頻度が高いデータはSSD、月次レポートなど利用頻度が低いデータはHDDに移動する、といったことができる。

[製品の特徴:6650]
6世代共存が可能

もう1つのTeradata Active Enterprise Data Warehouse 6650は、ストレージにHDDのみを搭載したモデルである。6650を含め、前後6世代の同型アプライアンス製品を専用バス「Teradata BYNET」で接続して共存させ、1つのシステムとして利用できるのが特徴だ。型の新しい製品に高負荷の処理を割り振るなどで、各製品の処理負荷を平準化する。共存対象にできるのは、HDDのみを搭載する製品に限る(6650の以前の同型製品は、すべてHDDのみを搭載)。

6650向けには2011年第4四半期までに、SSDを混載可能にする有償のアップグレードパスを用意する。具体的には、SSDの設置や6680が搭載するTVSの追加、設定変更などを含めたサービスとして提供する考えだ。SSDを搭載した6650は、前述の6世代共存機能は利用できなくなる。

[スペックや価格]

データストレージの容量は、6680が最大36PB(HDDとSSDの混載)、6650が最大92PB(HDDのみ)。処理用サーバーのプロセサには、6680、6650ともにインテルの2ソケットサーバー向けプロセサ「インテル Xeon プロセッサー 5600 番台」を搭載。OSにはノベルのサーバーOS「Novell SUSE Linux Enterprise Server 10」を採用した。

同社は、SSDを早期導入したい企業には6680、段階的にSSDを採用したい企業には6650を提案する。企業システムへのSSDの採用は段階的に進むという見方から、「発売当初は販売量全体のうち、HDDのみ搭載の6650が6割で、HDDとSSDの混載の6680が4割という状況になるだろう」(吉川 幸彦代表取締役社長)と見込む。最小構成の価格(税別)は、6680が1億7000万円から、6650が1億円から。

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