[新製品・サービス]

機能の安定動作に配慮したスマートフォン管理サービス、インヴェンティットが提供

2011年6月23日(木)

スマートフォンやタブレット端末といったモバイルデバイスの企業利用が進むのに併せて、モバイルデバイスを効率的に管理するスマートデバイス管理(SDM)製品/サービスが充実してきた。だが一般的なSDM製品/サービスは端末によって安定して利用できる機能が異なるため、ユーザー企業は自社が導入する端末で、どの機能が利用できるのかを確認する手間が必要だった。

そこでスマートフォン向けシステム開発のインヴェンティットは、SDMの基本機能を幅広い端末で利用可能にする一方、すべての機能を利用できる端末の種類を限定し、安定して利用できる機能を明確にしたSDMサービスの「MobiConnect」を、2011年6月1日から提供開始した。これは同社が提供するサーバーソフトウェアのSDM製品「IT-MOM」の機能を、ASPとして提供するものだ。IT-MOMは、NTTドコモやインテックなどが自社のSDMサービスの基盤製品として利用している実績がある。

利用できる機能に応じて、3つのサービスメニューを設けた。管理者がWeb画面から遠隔で端末にロックをかける(リモートロック)機能や、遠隔から端末のデータを消去する(リモートワイプ)機能、端末の現在位置を取得する機能といったSDMの基本機能を揃えた「エントリープラン」、エントリープランの機能に加え、遠隔からの端末設定の一斉適用機能などを揃える「ベーシックプラン」、ベーシックプランの機能に加え、カメラなどのデバイス利用制限機能などを揃える「スタンダードプラン」の3つだ。

サービスメニューによって、サポート端末が異なる。基本機能のみのエントリープランはAndroidを搭載した幅広い端末(2011年8月下旬までに15端末以上)に対応する一方、MobiConnectのすべての機能を備えるスタンダードプランは、現時点ではAndroid 2.1搭載のXperiaに限定(2011年8月上旬までに計3端末に拡大)する。

メニューによって対象端末を変える背景には、「メーカーが独自機能を盛り込むことが多いAndroid端末では、安定して利用できるSDMの機能が端末によって大きく異なる」(山形 浩一執行役員)ということがある。そうした状況を踏まえ、「通常は1種類の端末につき約350件のユースケースに基づくテストをするが、スタンダードプランの対象端末ではそれを約7000件に拡大し、MobiConnectのすべての機能がほぼ間違いなく稼働することを確認する」(同)という。

年間利用料金はエントリープランの場合、1台当たり1800円~/年で、初期導入費用3万円が別途必要となる。当初はAndroid端末向けのみだが、2011年7月にはiPhone/iPad(iOS端末)やWindows Mobile端末を管理可能にする予定だ。初年度5万台の契約を目指す。

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