[新製品・サービス]

クラウド導入の選択肢を拡充

2011年7月8日(金)

Fujitsu Global Cloud Platform FGCP/A5 Powered by Windows Azureなど/富士通 パブリッククラウドを採用したいが、海外にデータを置くのは避けたい。パブリッククラウドと同等の管理機能を、自社独自のプライベートクラウドで実現したい—。こうした企業の声に応え、富士通はクラウド関連の製品/サービスを相次ぎ発表した。

1. Azureを国内DCで提供

2011年6月7日には、米マイクロソフトのパブリッククラウドサービス「Windows Azure platform」と同等の機能を、富士通の館林データセンターから提供するサービス「Fujitsu Global Cloud Platform FGCP/A5 Powered by Windows Azure」を同年8月1日に提供開始すると発表した。Azureの利用を検討していたが、従来のAzureは海外DCからの提供のみだったことを理由に二の足を踏んでいた企業に採用を促す。

MSが開発した、Azureのサービス基盤を構成するミドルウェアなどを搭載したアプライアンス「Windows Azure platform appliance」を利用して、サービスを提供する。仮想サーバーやストレージ、データベースの「SQL Azure」、サービスバスやアクセス制御機能の「Windows Azure AppFabric」といったAzureの基本サービスを揃える。

2. パブリックと管理機能を統一

富士通はすでに、パブリッククラウドサービスである「オンデマンド仮想システムサービス」を提供している。同サービスが持つセルフサービスポータルなどの管理機能を社内で実現したいという企業に向け、ハードウェアやソフトウェアを組み合わせて機能検証や運用検証を済ませたアプライアンス製品「Cloud Ready Blocks」を2011年6月6日に販売開始した。

サーバー「PRIMERGY」やストレージ「ETERNUS」、スイッチ「SR-Xシリーズ」といったハードウェアに加え、セルフサービスポータル機能やリソース管理機能を備えるクラウド管理ソフト「クラウド インフラ マネージメント ソフトウェア」を搭載。オンデマンド仮想システムサービスと同じ操作画面で仮想サーバーの配備などを可能にした。仮想化ソフトはMSの「Hyper-V」と、ヴイエムウェアの「vSphere」から選択できる。

価格は大規模向けのブレードタイプが2900万円から、小規模向けのラックタイプが1400万円から。

同社は同様の構成を持つ製品「Microsoft Hyper-V Cloud Fast Track」を同年5月に発表済み。(1)管理ツールはクラウド インフラ マネージメント ソフトウェアではなく「Server View Resource Orchest-rator」、(2)仮想化ソフトはHyper-Vのみ、という点が異なる。 (鳥越)

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