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トヨタ、クラウドでMSに続きSFDCと提携

2011年7月22日(金)

トヨタフレンド トヨタ自動車/米セールスフォース・ドットコム トヨタ自動車と米セールスフォース・ドットコム(SFDC)は2011年5月23日、自動車向けシステム開発における提携を発表した。第1弾として、SFDCの企業向けソーシャルネットワーキングサイト(SNS)である「Chatter」をベースにした、トヨタの消費者向け自動車コミュニケーションサービス「トヨタフレンド」を共同開発する。

トヨタフレンドは、iPhoneやiPadといったスマートデバイスで自動車の走行情報やバッテリー残量を閲覧したり、友人の自動車の位置情報を把握しながらテキストがやり取りできる消費者向けクラウドサービス。電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)向けに、トヨタが2012年に提供開始する。

トヨタは、2011年4月に米マイクロソフトとも車載システム分野における提携を発表済みだ。トヨタが開発中の自動車や住宅の電力管理システム「トヨタ スマートセンター」などを、MSのPaaSである「Windows Azure」上で構築するのが骨子。今回のトヨタフレンドは、トヨタ スマートセンターが収集した情報を活用する、フロントエンドシステムとしての位置づけとなる。

SFDCはMSと同様、トヨタの車載システムの開発やサービス提供を手がけるトヨタメディアサービスの第三者割当増資に応じる。トヨタメディアサービスへの出資総額は10億円で、内訳はトヨタが4億4200万円、MSが3億3500万円、SFDCが2億2300万円。

今回の提携に伴い、トヨタは今後、SFDCやMSのクラウドサービスの活用を社内システムなどにも拡げる考え。発表では明らかにしていないが、顧客関係管理(CRM)などのSFDCのSaaSを大規模契約する可能性がある。MSに加えてSFDCを提携先に選んだ理由は、「クラウドを活用していくうえで、『.NET』などのMSの独自技術だけでなく、複数の選択肢を揃えておく必要があると考えた」(トヨタメディアサービス代表取締役を兼務する、トヨタの友山 茂樹常務役員)からだという。 (鳥越)

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