[製品サーベイ]

企業システムにモバイル端末を安全に取り込む アプリケーション配布などにも機能が拡大

2011年7月14日(木)

スマートデバイス管理製品/サービス 企業システムに機動性をもたらすものとして期待を集めるモバイル端末。導入にあたって課題となるのがセキュリティの確保だ。盗難/紛失時の情報漏えい防止や、端末設定の省力化に役立つのが、続々登場するスマートデバイス管理製品/サービスである。

企業が導入に関心を寄せるスマートフォンやタブレット端末。その洗練された使い勝手から最近は「スマートデバイス」とも呼ばれる。iPhoneやiPadなど米アップルのiOS搭載機に、グーグルが開発するAndroid搭載機が追随し、機能は磨きがかかる一方だ。スマートデバイスからデータにアクセスできる業務パッケージやSaaSが増えていることも企業導入の追い風になっている。

企業システムの端末としてスマートデバイスを導入するには、アクセス制御をはじめとするセキュリティ対策が不可欠で、なすべきことは広範に及ぶ。ここにきて、一連の対策を効率的に行うことに焦点を当てた製品/サービスの選択肢が増えており、注目を集め始めた。本稿ではスマートデバイス管理(SDM)とし、その概要を紹介する。今回はiOSもしくはAndroidを搭載した端末を対象とするものに絞った。

[メリット 1]
遠隔で端末ロックやデータ消去

小型なスマートデバイスは持ち運びがしやすいのがウリの1つだが、その分、盗難や置き忘れなどによる紛失の危険性がノートPCに比べて高まる。SDMの代表的な機能は、端末紛失時に、管理者が遠隔操作で端末のデータ消去(リモートワイプ)や端末のロック(リモートロック)をかけるというものだ。万が一のケースに、第三者が端末から情報を引き出すことを防ぐ。

[メリット 2]
端末設定の適用を容易に

端末には各種のセキュリティ設定を一律に適用しなければならない。パスワードの定期的変更や、VPNや社内無線LANへの接続プロファイルなど、その内容は多岐にわたる。多数の端末に対して管理者が手作業で設定するのは現実的ではないし、エンドユーザーに設定を任せるのはポリシー徹底の視点から望ましくない。SDM製品は複数の端末を対象に、遠隔操作で一斉に設定を適用したり、各端末の利用状況を一括収集したりできる。

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