[新製品・サービス]

モバイル対応で現場の迅速な判断を支援

2011年8月5日(金)

Oracle Business Intelligence R11.1.1.5/日本オラクル 日本オラクルは2011年6月28日、BIソフト「Oracle Business Intelligence」の新版(R11.1.1.5)を発表した。モバイル端末からの利用を可能としたほか、分析対象となるデーソースを拡張して利活用の幅を広げた。

新版はiPhone、iPad用アプリを用意。モバイル端末から必要なデータにアクセスし、分析結果を参照できるようにした。変動要因による影響をシミュレーションすることも可能だ。例えば為替相場が10%上昇した場合、原価にどの程度の影響が出るのかを現場で確認できる。こうした結果をもとに、モバイル端末から基幹システムにアクセスし、生産数を変更するといった使い方もできる。「現場での即断即決を支援することで、スピード経営を志向する企業のニーズに応える」(執行役員 ソフトウェアライセンス事業 製品事業統括 EPM/BI事業部統括本部長 関屋剛氏)。

Oracle E-Business Suite、PeopleSoft、JD Edwardsといった業務アプリケーションのデータに加え、新版では同社のインメモリーデータベース「Oracle Times Ten」とSAPの分析処理システム「SAP Business Information Warehouse」を新たにサポートした。

そのほか、ウィザード形式で非定型の分析レポートを作成する「BI Composer」や、バランススコアカードのKPI(評価指標)を追加/変更しやすくするKPIエディタを強化。操作性を見直し、業務部門などの使い勝手にも配慮した。

価格はBI機能のみの場合が550万円から、スイート製品の場合は1000万円から(ともに25人分のライセンスを含む)。同社はパートナーの導入技術者を増強する「BIエンジニア育成キャンペーン」を実施。実機を用いた無償トレーニングを提供し、年内に500人の技術者育成を目指す。 (折川)

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