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パワード プロセス コンサルティング、5つの記号で業務プロセスを記述し実行できるBPMツールの新版を発表

2011年10月18日(火)力竹 尚子(IT Leaders編集部)

パワード プロセス コンサルティング(PPC)は2011年10月17日、BPM製品「Metasonic Suite 4」を10月28日から国内提供を開始すると発表した。同製品は業務プロセスモデリングとその検証、およびプロセス実行環境をパッケージ化した「jCOM13.4.0」の後継版。開発元は、独Metasonic社(旧jCOM1)

新版における強化点は、モデリング作業を容易にしたこと。「サブジェクト」や「メッセージ」「ファンクションステート」といった5つの記号を用いて作成した業務プロセスモデルを、XMLデータに変換。そこから、実行可能なWebアプリケーションを自動生成する機能を備えた。さらに、モデリング時にプロセス全体の整合性をチェックする機能を加えた。これらにより、ユーザー自身が業務プロセスを容易に作成・変更できるようになる。

業務プロセスの実行状況を監視するモニタリング機能も改善した。各種レポートを40以上集めたライブラリを用意。目的に応じたテンプレートをマウスで選択するだけでレポートを作成できるようにした。複数の業務プロセスを横断的に監視できるため、テレワークの効率的な推進にも役立つという。

Metasonic Suite 4の価格は、モデラー1人とエンドユーザー20人の最小構成で約900万円。パートナー企業を通じて販売する。

PPCは新版の発表と合わせて、その拡販策を明らかにした。現在、同社のパートナーはNECや日立システムズ、コンサルティング会社のクニエなど8社。これを2012年中に20社に拡大することで、販売チャネルを強化する計画という。さらに、中小企業による採用拡大を促進するため、2012年初頭に新版の機能をクラウド型で提供開始する。こうした施策により、「2014年までに2万5000社への導入を目指す」(力正俊社長)。

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