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日本オラクル、データベースへの不正アクセスを防御するファイアウォール製品を発表

2011年10月18日(火)IT Leaders編集部

日本オラクルは2011年10月18日、データベースセキュリティ製品の「Oracle Database Firewall」を発表した。SQLインジェクションをはじめ、社内外からの不正なDBアクセスを遮断する機能を備える。日本語版の提供開始は2011年11月9日から。

アプリケーションサーバーとDBサーバーの間に配置し、不正なSQLコマンドをDBの直前でシャットアウトする。妥当性のあるSQLコマンドかどうかを文法構造から判断する、独自の解析エンジンを備えるのが特徴。「正規表現などを使ったパターンマッチングでポリシーを定義するのに比べ、効率的かつ正確に不正コマンドを検知できる。運用負荷を低減するだけではなく、処理のオーバーヘッドを抑制する効果もある」(テクノロジー製品事業統括本部の北野晴人氏)。

DBに対する全SQLをキャプチャして記録する「モニタリング」に用途を絞った使い方も可能だ(この場合はネットワークスイッチのミラーリングポートに接続)。ログ分析やレポーティング、不正なアクセスがあった際のリアルタイムアラートなどに使える。

対応するDBは、同社のOracle Database(8i以降)に加え、SQL Server、DB2、Sybase。価格は、625万円(税込)~で、保護監査対象とするDBに対してプロセサあたり54万3500円(税込)~が別途必要。

Oracle Database Firewallは、米オラクルが2010年5月に買収を発表した、英Secerno社の技術がベースとなっている。

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