[新製品・サービス]

ニュースフラッシュ 新製品・サービス編(2011年12月号)

2011年12月1日(木)

1カ月間に発表された主要な新製品・サービスをご紹介する、ニュースフラッシュ 新製品・サービス編。ハードウェアやソフトウェア、システムの各分野から、12個の新製品・サービスを取り上げた。

バックアップ

物理/仮想、Windows/Linux混在環境を一元管理

アクロニス・ジャパンは2011年10月21日、バックアップソフト「Acronis Backup & Recovery」の新版を発表した。Windowsに加えてLinux環境をバックアップ対象とし、物理/仮想環境を問わずリカバリできる。事前に設定したポリシーに基づき、バックアップデータをテープなどの別の保存場所へ移動する機能も追加した。価格(税別)はスタンドアロンとなるLinux版が11万7600円。

マーケティング支援

行動を分析しメール配信のタイミングをナビゲート

シナジーマーケティングは2011年10月24日、クラウド経由で提供するマーケティング支援ツール「Synergy!360」を発表した。過去のメール配信時の参照率や本文中に記したURLのクリック率などを分析し、いつ、誰に対し、どのデバイスにメールを配信するのが効果的かをシステムが提示する。マーケティング経験の少ない担当者でも活動の精度を高められる。月額料金は2万5000円から。

マルウェア対策

標的型攻撃の阻止を目的としたセキュリティ専用機

シマンテックは2011年10月27日、マルウェアの侵入を遮断するセキュリティアプライアンス「Symantec Web Gateway 5.0」を発表した。「Insight」と呼ぶレピュテーション技術を活用し、世界中から収集したマルウェア情報をもとにファイルの危険度を判定。自己変異型のマルウェアも検出できるという。価格は1000人以上の利用を想定する「Symantec 8450」が約70万円。

無停止サーバー

10年間の長期保守に対応する無停止サーバー

NECは2011年11月4日、プロセサやメモリーなどを二重化した無停止サーバー「Express5800/ftサーバ」の「長期保守対応モデル」を発表した。使用する部材や保守パーツの調達体制を見直したことで、最長10年の保守に対応する。5年めにはディスクや電源ユニットの一部を交換するサービスも含む。エントリモデル「Express5800/R320a-E4」の長期保守対応モデルの価格(税別)は205万円から。

スーパーコンピュータ

「京」の技術を先端研究や新薬開発などに展開

富士通は2011年11月7日、スーパーコンピュータ「PRIMEHPC FX10」を発売した。世界一の性能を達成した「京」の技術をもとに、性能や拡張性を高めた。16コアを集積するプロセサ「SPARC64 IXfx」を搭載し、処理性能が2.5テラフロップスとなる1ラック構成から、23.2ペタフロップスとなる1024台構成まで拡張できる。1ラック構成となるシングルモデルの価格は約5000万円から。

データ分析

大量データの高速検索やリアルタイム分析を可能に

日立製作所は2011年11月8日、高速なデータ分析を可能とする「日立インメモリDBアプライアンス for SAP HANA」を発表した。ブレードサーバー「BS2000」にSAPのインメモリー型ソフトウェア「SAP HANA」を搭載して提供する。4台のブレードを組み合わせ1台として運用できるSMP機能を備え、処理量に応じてプロセサやメモリー容量を拡張できる。価格(税込)は1918万6230円から。

IaaS

豊富なプランを揃える低価格なIaaS

さくらインターネットは2011年11月8日、IaaS「さくらのクラウド」を発表した。同社が開設した北海道石狩市のデータセンターより提供する。ディスクのイメージを作成するスナップショットを利用できるほか、テンプレートを使うことでOSのインストール作業なしにサーバーを準備できる。月額料金は1コア、メモリー容量が2GB、ディスク容量が20GBの場合で2500円と安い。

HPC

負荷集中時にはAzureのリソースを一時的に調達可能

日本マイクロソフトと伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2011年11月10日、金融機関向けのHPCソリューションを発表した。CTCのデータセンター経由で提供するHPC環境に対し、負荷が集中する際にはWindows Azure Platformのリソースを割り当てることができる。Azureは最短1日でリソースを調達でき、時間単位の課金となるため、投資を抑えつつ急激な変化に対処することが可能。

物流業務効率化

輸送や保管などの物流に関わるコストを詳細に把握

内田洋行は2011年11月11日、物流業務の効率化を支援する「クラウド型物流分析サービス」を発表した。同社の倉庫/物流管理システムや輸配送管理システムを活用し、輸送費や保管費などが、どの商品、どの拠点、どの得意先で多くかかっているのかを可視化する。出荷量の多い商品や在庫回転数を顧客別、拠点別に算出することも可能。年額料金(税別)は2回の利用で50万円。

プロセサ

省電力のサーバー向けプロセサ2製品を投入

AMDは2011年11月14日、最新プロセサの①「Opteron 6200シリーズ」ならびに②「同4200シリーズ」を発表した。先に発表したデスクトップ向けの「AMD FX」と同じ「Bulldozerコア」を採用した、初のサーバー向けプロセサとなる。性能を高めながら、コアあたりの消費電力を約半分に抑えている。①は4/8/12/16コアの10製品、②は6/8コアの8製品を用意する。

データベース

可用性を高めた中小企業向けデータベース製品

日本オラクルは2011年11月14日、データベース・アプライアンス「Oracle Database Appliance」を発売した。クラスタ構成を採る2台のサーバーに「Oracle Database 11g Release 2」と「Oracle Real Application Clusters」を搭載して提供する。コア数に応じたライセンス形態を採用し、搭載する24コアを最小2コアから段階的に利用できる。価格(税込)は571万円。

アクション自動化

システムを自動化し迅速なアクションを支援

日本IBMは2011年11月15日、事前に設定したルールに基づきアクションを自動化するソフト「IBM WebSphere Operational Decision Management V7.5」を発表した。例えば顧客が高額商品を指定回数以上購入した場合、割引メールを配信するといったアクションを自動化できる。ルールの履歴管理や矛盾をチェックする機能も備える。価格(税別)は1331万3300円から。

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