[中国電脳事情]

【中国電脳事情】「世界は1人の英雄を失った」郭台銘氏のジョブズ氏追悼 など(第23回)

2011年12月21日(水)足立 治男

中国の主要メディアの報道から、中国国内のIT・テクノロジー関連の最新動向をご紹介する、中国電脳事情。1カ月間に報道された中国国内の主要なニュースを取り上げる。

「世界は1人の英雄を失った」郭台銘氏のジョブズ氏追悼

─ 中国新聞社(10/7)

台湾紙『中国時報』の報道によると、主に米アップル社の製品を生産する世界最大のEMS工場「フォックスコン」を傘下に有する「台湾鴻海集団」代表取締役の郭台銘氏は10月6日、スティーブ・ジョブス氏の死去について英文の声明を発表した。「世界は1人の真の英雄を失い、私も1人の友を失った。彼の貢献やイノベーションの精神は永遠に忘れられることはない」と綴られており、郭台銘氏の英語名「Terry Gou」で署名されている。

同氏は10月6日に記者の取材に対して「3つのリンゴが世界に影響を与えた」と語った。「1つめはエデンの園でアダムとイブが食べた禁断のリンゴ、2つめはニュートンの頭に落ちてきたリンゴである。そしてジョブスのアップルは人間性と科学技術の密なる結合により、人類に影響を与えた第3のリンゴとなった」。また、「彼はいつも名刺を持ち歩かずにいたが、かつて無理を言って1枚だけ手書きの名刺を貰うことができた。今では値段のつけられない家宝だ」と当時を回想した。

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─ 北京晩報(10/10)

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