[技術解説]

従来の開発スキルを生かし、きめ細かさと効率性の両立へ

2012年1月24日(火)

従来の開発スキルを生かしきめ細かさと効率性の両立へ コンシューマ向けを中心に発展してきたスマートデバイスのアプリケーション。 最近では企業向けのものが急速に充実してきている。 また、iOSでのアプリケーション開発のネックとなっていた開発言語の特殊性についても解決方法が揃いつつある。 各企業が独自要件に対応するために利用可能な選択肢を紹介する。 緒方 啓吾 (編集部)

スマートデバイスを業務用途で使うに当たり、手間をかけずファストスタートを切るという観点からは「出来合い」のアプリケーションを探して採用するのが手っ取り早い。企業利用が広がりを見せているのに呼応して、最近ではスマートデバイス向け業務アプリの選択肢が増加している。

プレーヤーの増加は、専門特化型アプリの登場も促す。例えば米国では、米ボーイングの子会社Jeppesenが航空機のフライトプラン管理やナビゲーション機能を提供するiPad向けアプリをリリース。連邦航空局(FAA)の認可を得たことでも話題をまいた。医療や教育など公共性の高い分野でも、専門的なアプリが多数登場している。一方、国内では大成建設が工事会社などと図面を共有するアプリ「Field Pad」を開発し、間もなく市場投入する予定だ。

図4-1  iOS向けのアプリケーション開発手段のイメージ
図4-1  iOS向けのアプリケーション開発手段のイメージ

ネイティブアプリケーションは開発コストと維持管理が課題

もっとも、“吊しの背広”型の既製アプリでは満足できないという声もあるだろう。自社用途にジャストフィットする業務アプリを用意するために、企業はどんな策を取り得るのか。以下に代表的なアプローチ方法を紹介する。

1. ネイティブアプリケーション

自社独自の要件を実現する最もプリミティブな手段は、スマートデバイス向けOSで稼働するアプリケーションを“手組み”することだ。iOSならObjective-Cで、AndoridであればJavaで、Windows Mobileの場合は.Net Frameworkを使ってコーディングすることになる。各OSが提供するSDK(ソフトウェア開発キット)は、OSやデバイスの機能を利用するためのAPIを提供しており、純正のユーザーインタフェース(UI)やGPS、加速度センサーなどを細かく制御できる。

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