[海外動向]

キーワードは「トラフィックの増大」と「セキュリティ」主要ベンダーが描くネットワーク高度化への道

2012年1月12日(木)

NetEvents APAC Press Summit(2011年11月16日〜17日) タイ・プーケット/英NetEvents International 2011年11月中旬、ネットワーク関連製品ベンダーが集うカンファレンス「NetEvents」がタイ・プーケットで開催された。今回のテーマは「トラフィックの増大」と「セキュリティ」。イベントの概要を報告する。

世界各国のネットワーク関連製品ベンダーが一堂に会するグローバルカンファレンス「NetEvents」。その通年プログラムの下、2011年11月16〜17日の2日間に渡って開催された「APAC Press Summit」は、マスコミ関係者やアナリストを介してアジア・太平洋地域のユーザーに製品戦略を紹介するためのイベントだ。10年めの節目を迎えた今回は、中国、韓国、インド、オーストラリアなど14カ国から約100人が参加。 会場となったタイ・プーケット島の「Indigo Pearl」ホテルでは会期中、合計3つの講演と5つのパネルディスカッション、10を超えるラウンドテーブルが催された。

写真1 中国、韓国、インドからの参加者が目立った。 強い訛りを含んだ英語が飛び交う質疑応答では、「よく聞こえなかった」と聞き直す場面も頻繁に見られた
写真1 中国、韓国、インドからの参加者が目立った。
強い訛りを含んだ英語が飛び交う質疑応答では、「よく聞こえなかった」と聞き直す場面も頻繁に見られた
写真2 午後からは国別に用意されたテーブルにマスコミ関係者が着席。予め設定された時間割にそって各ベンダーが入れ替わり立ち替わりプレゼンテーションに訪れる
写真2 午後からは国別に用意されたテーブルにマスコミ関係者が着席。予め設定された時間割にそって各ベンダーが入れ替わり立ち替わりプレゼンテーションに訪れる

いかにしてクラウドとビッグデータに適応するか

今回の最重要テーマは「飛躍的に増大するネットワーク負荷への対応」だ。クラウドコンピューティング、スマートデバイス、ビッグデータ、スマートシステム─。昨今、企業ITの分野で話題となるキーワードにはいずれも「データ量の増加」という難題が通底している。プロセサやストレージの性能向上が叫ばれがちだが、データを流通させるためのネットワークが十分に機能しなければ“絵に描いた餅”で終わってしまう。

そうした課題意識を背景に、ネットワークベンダー各社は会場で「次世代」というキーワードを口々にした。等比級数的なデータ増加を伴う新しいニーズに対応する為には、従来の延長線上で対処するのではなく、新時代にふさわしい構造に見直す必要があるとの考えだ。

とはいえ、各企業は多大な投資を通じて構築したネットワークインフラを持っている。それらをかなぐり捨てて、新しい仕組みを1から作り直すことは現実的ではない。既存資産と折り合いを付けながら、いかに新しい課題に対応していくか。本イベントに参加した主要ベンダーが提示する“現実解”を見ていこう。

この記事の続きをお読みいただくには、
会員登録(無料)が必要です
登録済みの方はこちら

IT Leaders 雑誌版、電子版をご購読の方、会員登録済みの方は下記ボタンよりログインして続きをお読みください

初めての方はこちら

IT Leaders 会員になると
会員限定公開の記事を読むことができます
IT Leadersのメルマガを購読できます

関連記事

キーワードは「トラフィックの増大」と「セキュリティ」主要ベンダーが描くネットワーク高度化への道 NetEvents APAC Press Summit(2011年11月16日〜17日) タイ・プーケット/英NetEvents International 2011年11月中旬、ネットワーク関連製品ベンダーが集うカンファレンス「NetEvents」がタイ・プーケットで開催された。今回のテーマは「トラフィックの増大」と「セキュリティ」。イベントの概要を報告する。

PAGE TOP