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「CeBIT」の開幕へ秒読み、ソフトウェアAGがビッグデータ活用に向けた新戦略を発表

2012年3月6日(火)

世界最大規模の情報通信技術の見本市「CeBIT」が2012年3月6日、ドイツのハノーバーで幕を開ける。アンゲラ・メルケル独首相やブラジルのジルマ・ルセーフ大統領、米グーグルのエリック・シュミットCEOをはじめ、世界各国から要人が続々と現地入りしている。開幕を明日に控え熱気を帯びてきたCeBITの会場で5日、独ソフトウェア・エー・ジー(AG)は記者会見を開催。カールハインツ・シュトライビッヒCEO(写真)とウォルフラム・ヨーストCTOは報道陣を前に新たな事業戦略を発表した。

インメモリー技術を駆使したビッグデータ活用―。新戦略の骨子は、こうだ。低遅延のインメモリー技術とイベント処理技術を統合したシングルプラットフォーム「Next-Generation Data Management Platform」を2012年末までに用意する。これにより、既存のリレーショナルデータベースだけでなく大規模データの分散処理基盤「Hadoop」など、多種多様なデータソースへの即時アクセスを実現。事業を取り巻く環境の“今”をリアルタイムで可視化すると共に、よりタイムリーな意思決定や、より柔軟なビジネスプロセスのデザインを可能にする。

独ソフトウェア・エー・ジーのカール・ハインツCEO

独ソフトウェア・エー・ジーのカールハインツ・シュトライビッヒCEO

ソフトウェアAGは2007年以降、積極的な買収戦略を展開している。2007年に実施したSOA(サービス指向アーキテクチャ)基盤ソフトの米ウェブメソッドの買収や、2011年に話題となったBPM製品の独IDSシェアの買収は、国内でもよく知られたところだ。その前後にもマスターデータマネジメント(MDM)製品の米データファンデーションやモバイルアプリケーション開発ソフトの英メティズモを手に入れるなど、最近5年間で一気にテクノロジーポートフォリオを拡充し続けている。

今回発表した新戦略のカギを握るシングルプラットフォームも、昨年までに手に入れた2社の技術を全面的に採用して実現する。具体的には、2011年に買収した米テラコッタのインメモリー技術と、2010年に買収した独RTMリアルタイムモニタリングの複合イベント処理(CEP)ソフトを統合する。

買収を推し進める一方でソフトウェアAGは、日本企業にも古くからのユーザーが残るデータベースソフト「Adabas」や第四世代言語「Natural」の機能改良も進めている模様だ。その実情についてはソフトウェアAG幹部の話を踏まえ、新戦略の詳細と併せて本誌で追って報告する予定だ。

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