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実務担当者のデータ分析「底上げ」にPC単体で使うBIツールを投入

2012年4月25日(水)

日本IBM IBMのCognosといえば、バックエンドにDWHがあることを前提に、データを多角度から分析するBI(ビジネスインテリジェンス)ツールという印象が強いだろう。ここに新たに、スタンドアロンPCで稼働する製品が追加された。2012年3月8日に発表した「IBM Cognos Insight v10.1」だ。

現業部門の管理職などが、表計算ソフトを使って業績指標を確認するといったシーンは今なお多い。例えば、営業部長が自身のPC内にExcelで作った“本音ベース”の年間予算表を持っている。部下から日々報告を受ける実績値をあらためてシートに入力して現実的な予実を管理するといった使い方だ。もちろん、Excelのスキルがあれば、グラフによる可視化や一歩進んだ分析も可能だが、敷居が低いとは言えない。こうした業務を「直感的に」こなせるように配慮したのがInsightの特徴だ。

先の例で言えば、年間予算や直近の実績値といった複数のデータ(CSV形式など)をCognos Insightにマウスのドラッグアンドドロップ操作で持ち込む。「売上高」「商品名」といったデータ列の先頭値を認識するなどしてInsightは分析対象のデータセットを自動生成。そこからは、分析業務に的を絞った分かりやすいメニュー体系で、ビジュアルなダッシュボードや管理帳票を数クリックで作成できる。一連の処理はメモリー上で実行しレスポンスを高めている。一度作った分析パターンは保存して再利用することも可能。

こうした用途では、同じくインメモリー型で分かりやすい操作体系を備えたクリックテック・ジャパンのQlikViewが先行。IBMが対抗策としてInsightを投入したとも見て取れる。違いとして同社は、Insightは上位製品のCognos Express/Enterpriseなどと連携させて組織的な活用に結び付けられることを挙げる。価格は1ユーザーあたり5万5500円(税別)だ。 (緒方)

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