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可用性や導入支援など、差異化ポイントを誌上プレゼン—Part6

大手5社によるサービス解説

各社はどういったサービス内容やサービスレベル、品質で新市場に挑むのか。5社の担当者に解説してもらう。

グーグルは、自社で組み立てた「ホワイトボックス」と呼ぶPCサーバーをデータセンターに大量に導入。データベースは自社開発の「Google File Systems」を使っている。セールスフォース・ドットコムのデータセンターにはデル製のサーバーが立ち並び、その上でオラクル製のデータベースソフトを稼働させている。

では国産ベンダーが提供するクラウド環境の実態はどんなものなのか。提供されるサービスの内容や品質はどうか。それをお知らせするため、本誌は日本の大手ベンダー5社に、それぞれのクラウドサービスの解説を依頼した。ただし自由に解説するのではなく、

サービス範囲
クラウドで提供するサービスの概要。HaaS(IaaS)、PaaS、SaaSなど。できるだけサービスの概要を図示する
サービスのシステム構成
クラウドサービスに使用するサーバーやストレージ、ネットワーク機器といったハードウェアの機種や構成と、仮想化や運用管理に用いるソフトウェア
サービス品質
サーバーやストレージの規模や性能、ネットワークの帯域などに関わる情報。可用性などサービス品質に関わる情報
柔軟性
クラウド資源を追加・削除する際の手順、技術について。変更に要する期間など
セキュリティ
データの混在や漏えいを防ぐ仕組みや、技術について

の5項目には「ぜひ言及してほしい」とお願いした。

次ページ以降に各社の解説を掲載するが、本誌編集部は若干の行数調整、用字用語の修正以外は施していないことをお断りしておく。各社のビジョンやポリシー、考え方を極力、そのままお伝えしようと考えたからである。

そのため何社かは、例えば「サービスのシステム構成」に言及していない。「クラウドサービスにおいて、ユーザーは雲の向こうでどんな技術が使われているかを意識する必要はない。それは我々の仕事」といった考えからのようだ。編集部では「そうはいっても、サービスの基盤となるシステムの構成を知らせておくことはユーザーの安心感を誘う意味で重要」と考えているが、この点は各社のポリシーに任せた。

サービス品質や柔軟性についても、それほど詳しく説明していない企業が多い。各社ともクラウドサービスを発表したもののまだ初期段階であり、現時点ですべてが子細に決定しているわけではないところから来ている。

なお急な依頼かつ、限られたページ数と時間の中で、解説記事を執筆いただいた各社の担当者の方々には厚くお礼を申し上げたい。

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