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EMC—メガベンダーのM&Aポートフォリオ
それを見ると、爆発的に増加するデータや情報と、それを保管・活用するITインフラを適切に運用するために、いかに膨大な技術や製品が必要になるのかが分かる。(1)データのバックアップ、リカバリー、圧縮といったストレージの可用性/アーカイブに関わる製品群、(2)データの暗号化やアクセス権を管理するセキュリティ関連ソフト群、(3)ファイルやストレージ、ネットワーク機器、サーバーなど情報インフラのリソース管理/運用管理ツール群(=Ionix)、などだ。サーバーに限らず、ストレージやネットワーク機器でも当たり前になった仮想化技術も、その延長線上にある。「大手ユーザー企業の声を聞いて実現した買収もある」(同)。
買収に投じた金額は、公表分を合計すると約114億ドル。買収の最高額はつい最近までDocumentumの17億ドルだったが、今年買収したDataDomainには24億ドルを投じた。それでも2003年に6億2500万ドルを投じて買収したVMwareの時価総額は、9月初め時点で135億ドル。ピークの200億ドルより下がったとはいえ、20倍以上のリターンを得た計算だ。“投資家”としても、EMCはかなり優秀と言える。
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