PR
44%の企業が「サーバー仮想化」に積極的に関与する——「企業IT動向調査2009」から
その後、パソコンなどの進化によってクライアント/サーバー方式が台頭したかと思えば、1990年代後半にインターネットが登場してからはWeb技術を中核とした新潮流が巻き起こった。そして昨今のクラウドの胎動…。ここ20年強の間に、企業システムを取り巻くトレンドは目まぐるしく移り変わってきた。
時代と共に、技術の多様化と複雑化のスピードは加速するばかりだ。一方で、経営陣から寄せられる課題も増えている。限られた投資の中での効果最大化、環境変化に即応できる柔軟性の確保、社会的責任を全うする体制整備などなど。こうしたタフな状況下で、企業のIT担当者は今、どんな技術やサービスに焦点を当てようとしているのだろうか。
その一端を知る手がかりとして、日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)が実施した「企業IT動向調査2009」の結果を参照してみよう。同調査では、グリーンIT、SaaS/ASP、NGN(次世代ネットワーク)など、最近のIT業界で注目を集めるキーワードを12個選定し、それぞれについて関心度や導入実績を尋ねている。各項目とも、おおむね830〜840人が回答した。
(1)「すでに一部で導入実施済み」と(2)「検討中」という回答、つまり積極的に関与している項目に着目すると、トップには「サーバー仮想化」((1)21%+(2)23%=44%)が挙がった。続いて「ビジネスインテリジェンス(BI)」(同19%+15%=34%)、「SaaS/ASP」(同19%+11%=30%)が上位にランクされている。
(1)と(2)の合計が30%に達したのはここまでで、以下はオープンソースソフトウェア、社内ブログ/SNS、グリーンIT、エンタープライズサーチ、サービス指向アークテクチャ(SOA)、エンタープライズアーキテクチャ(EA)、ITスキル標準(ITSS)、情報システムユーザースキル標準(UISS)、NGNと続いている。
サーバー仮想化やSaaS/ASPは、コスト圧縮に直接的に結び付けて語りやすい。BIも、社内にすでにあるデータを何とか有効活用しようという点では、効果直結型である。対して、さほど関与が高くなかったSOAやEA。システムの全体最適化や柔軟性確保などでは重要だが、全社規模での抜本的な見直しを伴い、大がかりになりがちだ。経営環境が厳しい中、企業の関心は「中長期的に見た理想像より、即効性の追求」にあると言えそうだ。
- データセンター見積もりは「DC完全ガイド」
最新iDCやテクノロジ・製品情報が満載。iDC事業者・サービスカタログで見積もり資料請求にも対応 - レンタルサーバー比較検索「RS完全ガイド」
共用・専用・VPS、国内1600以上のレンタルサーバー/ホスティングから最適なサービスを比較検索 - クラウド比較検索「クラウドサービス完全ガイド」
企業に役立つクラウド関連記事、製品・サービス情報



