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モーフ・ラボがクラウド構築/運用製品「mCloud」に新版、GUI管理を強化
新版2.1は、5月12日に販売開始する。提供形態はアプライアンスで、ベースとなるハードウエアは、親会社である米Morph Labsが2010年2月から国内で直販していた従来版と同じ。新版の価格は、日本法人設立および代理店販売となった今回からオープン(前版の直販価格は、標準版「mCloud Controller」で月額20万円から)。
機能強化点は、大きく3つある。(1)監視粒度のドリルダウンや切り口の変更が可能な監視ビューを採用したことで、数千台級の多数の仮想サーバーを単一画面上で一元管理できるようにした。(2)テンプレート開発/デプロイ用の画面とは別に、課金情報やレポート情報などの管理情報をGUI経由で参照可能な画面を追加した。(3)HA(高可用性)構成を標準でとれるようにした。
製品構成は3つある(従来版と同じ)。(1)外部に用意した最大100台までの仮想サーバーを管理可能な制御製品「mCloud Controller」(1Uラックマウント)。(2)仮想サーバー96台の稼働環境を兼ねたオール・イン・ワン製品「mCloud Server」(ブレード・サーバー)。(3)10~20台程度を運用できるスタータ・キット(キューブPC)---である。
サーバー環境をテンプレート化、Amazon/Eucalyptus/OpenNebulaにデプロイ
そもそもmCloudシリーズは、Java、Ruby on Rails、PHPなどで開発したWebアプリケーション環境(データベース・サーバーや負荷分散装置などを含むシステム構成全体)をテンプレート化しておき、このテンプレートを仮想サーバーを使って即時構築できるようにする運用管理製品である。
テンプレートの作成や変更は、アイコンを用いたGUI画面で実施できる。Webアプリケーション・サーバーやデータベース・サーバーなどのアイコンを設計画面上でドラッグ・アンド・ドロップすることで、同時に、それぞれのアイコンを連携させる設定やネットワーク設定などの設定情報が自動的に作られる。
Webアプリケーションのデプロイ先となるクラウド基盤は、APIを公開しているパブリック・クラウド「Amazon AWS」や、Amazon互換のプライベート・クラウド構築ソフト「Eucalystus」および「OpenNebula」など。これにより、プライベート・クラウドとパブリック・クラウドの区別なく、設定済みのアプリケーション環境を短時間で反映できる。仮想サーバー・ソフトはVMware、Xen、KVMを利用できる。
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