PR
リーダーの意識調査から見るITとビジネスのギャップ
ITが企業経営にとって重要な価値をもたらすことは、ビジネスとITのリーダー双方が共通して認識している。だがそのために、双方のリーダーが密接に協力しているかというと、そうとは限らない─。ITコンサルティング会社の伊バリューダンス(Valuedance)が、米経営誌ハーバードビジネスレビューの協力を得て実施した調査で、こんな実態が明らかになった。以下、調査結果を見ていこう。
ITリーダーの自己評価とビジネスリーダーの評価に乖離
調査では、まずビジネスリーダーとITリーダーが、それぞれの「ITに対する造詣の深さ(IT-smart)」を、互いにどう評価しているかを聞いた。IT-smartとは、稼働中の企業システムに関する理解はもとより、ITで可能なことの知識やITの進化の方向性に関する洞察力、ITを利用した戦略立案能力、適切なIT投資を実施して効果的な解決策を編み出す能力の総合を指す。
ビジネスリーダーに対する、ビジネスリーダー自身とITリーダーによる評価は非常に似通っている(図1)。これに対し、ITリーダーに対する評価は、ビジネスリーダーとITリーダーで大きく差が出た。
ITリーダーが自身のITへの造詣の深さを「D」(平均以下)、または「E」(悪い)と評価したのは13%。逆に「A」(最高)、「B」(良い)の合計は56%と、高い評価を下している。しかしビジネスリーダーの自社のITリーダーに対する評価は「D」と「E」の合計が27%になり、「A」、「B」の合計は38%に留まった。ITリーダーは、自分が思っているほどビジネスリーダーから高い評価を得ていないことを認識すべきだろう。
次に、ビジネスリーダーとITリーダーそれぞれの「ITへの認識」について。結論を言えば、両者による認識の差は驚くほど少なかった(図2)。例えば、「ITを競争力獲得のため武器と捉えている」のはビジネスリーダーが23%、ITリーダーが22%。「他社との差異化に役に立ち始めている」という選択肢もそれぞれ18%、21%だった。ITに対して否定的な選択肢である「コア事業の推進役にはなっていない」こそ、ビジネスリーダーが25%、ITリーダーが20%と5ポイントの差が付いたが、大きな差とは言い難い。
これに対し、ITの投資対効果を聞いた設問では、差があることに注意が必要だ。「期待以上、もしくは期待通りのROIを実現している」との回答はビジネスリーダーの57%に対し、ITリーダーは62%など、ビジネスリーダーは相対的に厳しい見方をしていることが分かる。
- データセンター見積もりは「DC完全ガイド」
最新iDCやテクノロジ・製品情報が満載。iDC事業者・サービスカタログで見積もり資料請求にも対応 - レンタルサーバー比較検索「RS完全ガイド」
共用・専用・VPS、国内1600以上のレンタルサーバー/ホスティングから最適なサービスを比較検索 - クラウド比較検索「クラウドサービス完全ガイド」
企業に役立つクラウド関連記事、製品・サービス情報



