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日本オラクル、分散メモリー型データ・キャッシュに新版、SQL似のクエリーが可能に
Oracle Coherenceは、KVS(Key-Valueストア)型の分散メモリー・キャッシュである。Javaアプリケーションとデータベース・サーバーの間に位置し、データベース・アクセスの結果(オブジェクト)をJavaアプリケーション側のメモリーにKVS型で格納する。専用のデータ・アクセスAPIを用いてアクセスする必要があるが、データベースに直接アクセスする場合と比べて高速に結果を得ることができる。
クラスタを構成する複数台のJavaアプリケーション・サーバー同士がメモリー内容の整合性をとることで、単一のメモリー・グリッドとして利用できるようにしている。Oracle Coherence自体は、Java VM上で動作するJavaアプリケーションであれば、WebLogic ServerなどのJavaアプリケーション・サーバー製品でなくても、組み込んで利用できる。データ・ソースとなるデータベースも、特に問わない。
新版では、KVSのインタフェースとして一般的なgetやputによる問い合わせに加えて、SQLに似たクエリー言語「Coherence Query Language」を利用できるようにした。これにより、条件に合致したデータを検索して取得できるほか、アプリケーションの開発生産性が高まる。新版ではさらに、運用管理機能を強化した。例えば、あるサービスを稼働させるために必要なリソースを設定しておき、サービスやリソースを自律的に制御する、といった運用が可能になった。
写真 Oracle Coherenceに対してSQLに似たクエリーで問い合わせて結果を得たデモ画面
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