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私の本棚

ユーザー企業のITリーダーは、日頃どんな本を読んでいるのだろうか。ビジネス書や技術解説本に限らず文芸作品も含めて、自身が感銘を受けた本、仕事に大きな影響を与えた本、事ある度に読み返す本など、おすすめの書を挙げてもらう。

リーダーの教科書ほか-日産フィナンシャルサービス 米村嘉一氏が選ぶ1冊

協力会社を合わせて100人以上のITエンジニアを率いる身として、「軸足をぶらさない」「逃げない」「他責ではなく自責で考える」の3つを心がけています。こうしたマネジメントスタイルは、2人の上司による“OJT”で培われたところが大きいですね。

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峠(上巻)ほか-日本郵船 江黒 孝夫氏が選ぶ1冊

会社勤めでは、組織の論理と自分の思いがぶつかることがあります。そんなとき、ともすると日和りそうになってしまう自分を引き戻してくれる本が、司馬遼太郎の「」です。主人公は、越後長岡藩の家老である河井継之助。幕末の激動のなか、自分が信ずるところを愚直に追い求める継之助の姿が、自分の中の“芯”を呼び覚ましてくれるというのかな。「男とは何か」を考えさせられる1冊です。

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小村寿太郎とその時代ほか-積水化学工業 寺嶋一郎氏が選ぶ1冊

1冊の本には、それを著した人の人生観やノウハウが詰まっています。わずか数時間でそれを学べるんですから、読書はやめられません。休日、自宅で寝転びながら本を読んでいるひとときは何にも代え難い。

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Flight of the Buffaloほか-リコー石野普之氏が選ぶ1冊

米国に赴任して間もなく、コミュニケーションの壁に突き当たりました。チームを率いるリーダーは、私と米国人社員の2人。メンバーは全員米国人ですから、何かあるとやはり米国人リーダーのところに相談に行く。私はカヤの外だったわけです。

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SEのためのERP入門ほか-森永製菓 柳 富雄氏が選ぶ1冊

ここ数年、当社はSAPの導入を進めています。会計と生産モジュールはすでに稼働済み。現在は、販売モジュールの開発に取り組んでいる真っ最中です。販売管理システムは、自社内での利用に限られる会計や生産システムとは、開発の中身がかなり違います。もともとのパッケージに手を入れなければならない部分が多いんですよ。外部の取引先とのデータ交換が絡むし、業界独特の商習慣にも対応する必要もありますから。

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SFバカ本 宇宙チャーハン篇ほか-セガ 松田 雅幸氏が選ぶ1冊

ビジネス本やノウハウ本、小説などジャンルを問わず、年間250〜350冊ほど読みます。通勤中の電車の中など、すきま時間を見ては読んでいます。いつもかばんに2〜3冊入れていて、そのときの気分や状況で選ぶんですよ。3分しかなければノウハウ系、まとまった時間をとれるなら小説、といった感じです。

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「言志四録」ほか-国分 板東 直人氏が選ぶ1冊

これまで影響を受けた本を1冊挙げるとすれば、「言志四録」です。これは、佐久間象山や渡辺崋山を育てた幕末の儒学者、佐藤一斎の言葉をまとめたもので「言志録」「言志後録」「言志晩録」「言志耋録」という4つの語録から成っています。原本は漢文ですが、書き下し文と現代語訳を添えて解説している書籍がいくつかの出版社から出ていますよ。

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日本でいちばん大切にしたい会社 他2冊(東京海上日動火災 牧野 司)

今年2月、鹿児島県阿久根市にあるAZスーパーセンター・マキオを見学しました。そこで驚いたのは、品ぞろえです。しょうゆだけで200種類以上置いてあるんですよ。仏壇や自動車、トカゲまで販売しています。圧倒的な品ぞろえの理由は、「お客さんがそうしてほしいと言うから」。お客さん第一で、棚効率や在庫回転率なんて考えていない。それでいて、増収増益を続けていると言います。

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クラウド化する世界 他2冊(東京工業高等専門学校 舘泉雄治)

学生には技術の変遷、流れを伝えたい。常々そう考えています。その意味で、「クラウド化する世界」は大いに参考になります。同書は情報技術のユーティリティ化を、自家発電から発電所による電力供給に至る電力業界の歴史に重ね合わせて論じています。なるほど、こんなふうに説明すれば分かりやすいですよね。

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にんげんだもの 他2冊(セイコーエプソン 小坂 賢)

たまに、仕事で壁に突き当たって落ち込むことがあります。新規案件に社内の理解や協力がなかなか得られない、なんて場面です。そんなときは、相田みつを氏の詩集「にんげんだもの」を開きます。この詩集には我々が普段は口に出さない思いを代弁するような詩が収められていて、読むと気持ちが安らぎます。特に「花を支える枝 枝を支える幹 幹を支えるのは根 根は見えねえんだなあ」という作品には共感します。企業にとってシステムは、まさに根のようなものですよね。何かトラブルが起きない限り、表に出ることはほとんどない。でも、会社を陰で支えているんです。そう思うと、元気が出ます。

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